お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太が、2025年9月に上演される舞台『幕ゲキ!! 〜monday wars〜』で幕末の町医者役に挑むことが決定しました。本作は、世田谷区の舞台・イベント制作会社RainbowWanderlust INCと株式会社七色が主催する、人情時代劇です。物語は、官軍と幕府軍が対立する激動の江戸時代を背景に、町外れの診療所で繰り広げられる笑いと涙のドラマを描いています。
徳井健太は、1980年に北海道で生まれ、2000年に吉本興業に所属し、東京NSCで同期の吉村崇とともにお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」を結成しました。彼は主にツッコミとして知られ、『ピカルの定理』や『ゴッドタン』などのバラエティ番組で活躍してきました。M-1グランプリでは2006年と2007年に準決勝に進出するなど、実力を証明しています。その後も俳優としての路線を広げ、テレビドラマ『マルス-ゼロの革命-』(2024年 テレビ朝日)や『パリピ孔明』(2023年 フジテレビ)などに出演しています。
『幕ゲキ!! 〜monday wars〜』では、徳井が演じるのは町医者・武田長庵(たけだ ちょうあん)です。彼はお人好しで、どんな悪人でも怪我をしていれば見捨てることができず、完治するまで面倒を見る心優しいキャラクターです。しかし、その優しさから、資金面では常に困難を抱えており、息子の源真がそのことを心配しています。長庵は町の人々にとって心の拠り所であり、いつでも駆けつけられる存在です。
物語の中で、長庵は瀕死の旧幕府軍である月島真之介と、新政府軍の寄居吉衛門を匿う決断をします。この選択が物語を大きく動かし、クライマックスでは意外な結末が待ち受けています。お人好しゆえに巻き起こる長庵の軌跡は、観客に深い感動と共感を与えることでしょう。
徳井は、この舞台について「幕末にがっつりお芝居をするのは初めての経験で、不安や緊張が募っていますが、それ以上にワクワクしています。愛とは何か、本当の強さとは何かを、この作品を通して観客と一緒に探求できればと思います」と語っています。ぜひ、本作を劇場でお楽しみください。
チケットの販売は2025年6月1日から開始される予定です。物語の舞台は、人情あふれる江戸時代。多彩な演出要素を取り入れたこのエンターテインメント作品を、皆さんで一緒に楽しみましょう。
舞台『幕ゲキ!! 〜monday wars〜』について
本作は、幕末の江戸を背景に、歌唱、ダンス、アクション、殺陣などの要素を取り入れた人情時代劇です。
公演概要は以下の通りです。
- - 脚本:三星由香/関谷信浩
- - 演出・脚色:井上寛太
- - プロデューサー:佐々木綾香
- - 会場:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区)
- - 日程:2025年9月5日(金)〜7日(日) 全5公演
- 9月5日 開場 18:30/開演 19:00
- 9月6日 開場 13:30/開演 14:00、開場 18:30/開演 19:00
- 9月7日 開場 12:00/開演 12:30、開場 16:30/開演 17:00
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