ジャクソンが誇る新たなギター、コリィ・ビューリューの「King V」
フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション(FMIC)が展開するJackson(ジャクソン)ブランドが、メタルコアバンドTriviumのギタリスト、コリィ・ビューリューとのコラボレーションによる新しいシグネイチャーモデル『Pro Series Signature Corey Beaulieu King V KV6Q / KV7Q』を発表しました。これらのモデルは、日本市場でも販売が開始され、ギタリストたちの期待を背負っています。
独自のデザインと性能に圧倒
コリィ・ビューリューは、その演奏スタイルを最大限に活かすため、Jacksonと共同でこのモデルを開発しました。圧倒的なパワーと精密さの完璧なバランスを追求したこのギターには、透明感あふれるキルトメイプルトップが施されています。これにより、プレイヤーの迫力あるサウンドが引き出される設計が特徴です。本シリーズは、6弦モデルのKV6Qと7弦モデルのKV7Qの2種類が用意されています。
音楽性の革新を象徴
Triviumは、メタルのジャンルに革新をもたらすバンドであり、コリィの音楽に対する情熱はそのままJacksonの理念に共鳴しています。新モデルは、メタルシーンの厳しい要求に応える設計になっており、彼が追求する音楽的完成度を体現しています。コリィは「新しいシグネイチャーモデルを発表できることを本当に嬉しく思う。ルックスも最高で、特に自分のSeymour Duncan Damocles Signature Blackoutピックアップを搭載している点が気に入っている」と語ります。
卓越した機能性
新しい「King V」は、12~16インチのコンパウンドラジアスエボニー指板に24本のジャンボフレットが採用され、高速なプレイアビリティを実現しています。また、ボディにはセレーションが施されたマホガニー製King Vボディが使用されており、視覚的にも音響的にも際立つ存在感を放ちます。スルーボディ構造のメイプルネックは、ステージ演奏時の快適性と共に、持続的なサステインを提供します。
特に注目すべきは、コリィのスタイルに特化して設計された新開発のSeymour Duncan Corey Beaulieu Damocles Signature Blackoutsが搭載されていることです。このピックアップは、彼の強烈なサウンドを支え、明確かつ力強いトーンを実現します。また、アグレッシブな演奏に対する耐性も備えたFloyd Rose 1000 Seriesのダブルロッキングトレモロシステムが搭載されており、深いダイブボムや過激なリフでもアクセシビリティが保持されます。
販売と仕様
『Pro Series Signature Corey Beaulieu King V』の市場想定売価は、KV6Qが242,000円(税込)、KV7Qが253,000円(税込)となっています。販売は2025年12月より全国のJackson正規取扱店で開始される予定です。
結論
Jacksonは、ヘヴィミュージックとともに成長してきたブランドであり、コリィ・ビューリューの新モデルはその革新性と卓越した性能を象徴しています。ギタリストたちが新たなサウンドの可能性を見つけ、限界を超えていく姿を楽しみにしています。音楽的革新を求めるすべてのプレイヤーにとって、この新作モデルは必見です。