アメリカ実験映画
2025-12-20 16:36:23

国立映画アーカイブで実験映画の特集開催!アメリカの映画が一堂に登場

アメリカ実験映画の新たな地平を経験する絶好のチャンス


国立映画アーカイブが主催する特集企画『アンソロジー・フィルムアーカイブス――アメリカ実験映画の地平へ』が、2026年1月15日から2月8日まで開催されます。このイベントでは、ニューヨークのアンソロジー・フィルムアーカイブスと連携し、アメリカ映画の中でも特に実験的な作品群が集まります。

アンソロジー・フィルムアーカイブスとは?


アンソロジー・フィルムアーカイブスは、映像作家たちによって設立された独立系のフィルムアーカイブで、個人映画や実験映画の保存・研究・上映に力を入れています。特に、見ることが難しい作品を多数保有しており、アンダーグラウンド映画の歴史を深めるための重要な拠点となっています。

注目の上映プログラム


本特集では、115本の映画を23のプログラムに分けて上映します。多くは日本では未公開の貴重な作品であり、その中には1960年代の著名な監督たちの作品も含まれています。たとえば、反体制の象徴とされるロバート・ダウニー・シニアや、低予算フィルムの先駆者クッチャー兄弟、さらにはハリー・スミスの作品が目を引きます。

さらに、女性映像作家の復元された作品も紹介されます。特にマリー・メンケンやマージョリー・ケラーといったお二方の作品は、アヴァンギャルド映画の重要な位置を占めながらこれまで上映機会が限られていました。

参加するトークイベント


イベント期間中には、アーキビストやプログラマーを招いたトークイベントも開催されます。さまざまな識者たちが講演し、映画制作の背景や映像表現についての考察が行われる予定です。特に、実験映画の魅力やその意義について深掘りする機会となるでしょう。

1月17日には、一之瀬ちひろ氏による講演が予定されており、さらに映像研究者による解説も行われます。加えて、リジー・ボーデン監督のオンライントークもあり、現代におけるフェミニスト映画についての चर्चाが期待できます。

チケット情報


一般1300円で、65歳以上は1100円、高校・大学生は700円、小・中学生や障碍者の方は500円で入場できます。これだけの貴重な作品が一堂に集まるイベントは滅多にない機会ですので、ぜひお見逃しなく!

お問い合わせと詳細


詳しい情報は国立映画アーカイブの公式HP(こちら)をご覧ください。また、電話でのお問い合わせは050-5541-8600まで。あなたの記憶に残る映画の体験が待っています。


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