人気アニメ映画の原作小説『果てしなきスカーレット』が発売!
2025年11月21日(金)に、スタジオ地図の細田守監督による最新作、映画『果てしなきスカーレット』が公開される予定です。この期待のかかる映画の原作小説が、角川つばさ文庫から本日、2025年10月24日に発売されました。この作品は、すでに世界的な映画祭で高評価を受けており、注目を集めています。
世界的な映画祭での受賞歴を持つ細田守監督
細田守監督は、過去に数々の名作を手がけてきました。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)、そして最近では『竜とそばかすの姫』(2021)と、彼の作品は日本国内外で多くのファンに支持されています。最新作『果てしなきスカーレット』も、すでに第82回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門や第50回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に選出されており、大きな話題となっています。
原作小説『果てしなきスカーレット』の魅力
この『果てしなきスカーレット』は、映画の観賞前後に楽しめるだけでなく、細田監督の緻密な描写を通じて、物語の深みを味わう絶好の機会を提供します。特に、角川つばさ文庫版は、全ての漢字にふりがなを付けているため、子供たちにも非常に読みやすい設計になっています。
挿絵も20点収められており、物語の重要なシーンを視覚的に楽しむことができ、読者がより物語に没入できる手助けをしています。特に子どもたちには、イラストを通して想像力を働かせながらストーリーを追うことができるでしょう。
物語のあらすじ
故事の主人公は、叔父のクローディアスに父を殺された王女・スカーレットです。復讐に挑むも、失敗した彼女は死後の世界、《死者の国》へと目を覚まします。そこは物の奪い合いで争いが絶えない場所です。スカーレットは、ここで日本から来た看護師の聖と出会います。
二人は、クローディアスを追い、みんなが夢見ている理想の地、“見果てぬ場所”を目指す旅に出ます。聖は敵味方関係なく、誰にでも優しさを持って接する青年で、彼との冒険を通じて、スカーレットの心は徐々に解きほぐされていきます。この物語は「生きること」についての深い問いかけとなっており、多くの人々の心に響くことでしょう。
書誌情報と著者について
原作・脚本・監督を務めるのは、細田守。彼は1967年に生まれ、アニメーターとしてキャリアをスタートさせ、その後監督としても多くの成功を収めています。イラストはYUMEが担当しており、幅広く手がける彼女の作品は、物語に深みを加えています。
この魅力溢れる作品『果てしなきスカーレット』、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。心揺さぶる冒険が待っています!
書誌情報
- - 書名:『果てしなきスカーレット』
- - 著者:細田 守(ほそだまもる)
- - イラスト:YUME(ゆめ)
- - 発売日:2025年10月24日(金)
- - レーベル:角川つばさ文庫
- - 定価:946円(本体860円+税)
- - ページ数:296ページ
- - サイズ:新書判(天地173㎜×左右112㎜)
- - ISBN:9784046323811
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この機会に新たな読書体験を楽しんでみましょう。