株式会社磁気研究所が新たに発表した音楽用カセットテープ「High Position/Type-Ⅱ」は、国内外の音楽ファンにとって待望の製品です。このテープは、限られた数量と特定の店舗でのみ販売されるという特別なもので、希少な二酸化クロムテープを使用したアナログ音源の新たな魅力を引き出します。
「High Position/Type-Ⅱ」に使用されている二酸化クロムテープは、従来のカセットテープと比べて格段に優れた音質を提供します。高い磁気保持力を持つ二酸化クロム(CrO₂)を素材とすることで、透明感あふれる高音域を実現し、音楽の持つ繊細なニュアンスや倍音成分を鮮明に記録することができるのです。このような高音質の録音が可能となるのは、テープ面に細かいクロム粒子を高密度で塗布することで、ヒスノイズを抑える工夫が施されているからです。
近年、一般的に流通しているカセットテープはType-Ⅰ(ノーマルポジション)がほとんどで、Type-Ⅱ(ハイポジション)のテープ自体が市場に出回ることが稀有です。さらに、Type-Ⅱの主流はコバルト系素材であるため、二酸化クロムを用いたテープは非常に入手が難しくなっています。このような背景を受けて、磁気研究所は音質とデザインにこだわった「High Position/Type-Ⅱ」を数量限定で販売することを決定しました。
デザインへのこだわり
「High Position/Type-Ⅱ」は、シックで高級感のあるデザインが施されています。黒地に金色の映えるインデックスカードは、往年の大手メーカーを想起させるスタイルで、書き込みスペースも設けられています。また、イタリア製のシースルータイプのカセットシェルを採用し、テープの走行性や音質向上にも気を配っています。
これらのテープは、東京都内の「磁気研カセットラボラトリ」で手作りされています。このラボは2020年に始動し、年間約2万本のカセットテープ生産に対応。熟練の技を持つエンジニアたちが、一つ一つ丁寧に製造に当たっています。
イベント情報
また、株式会社磁気研究所は「カセットの日」のイベントに出展します。このイベントは、カセットテープの国産化60周年を記念して開催されるもので、渋谷での試聴体験や録音・ダビング体験などを通じて、カセットテープの魅力を再発見する機会となります。イベントでは「High Position/Type-Ⅱ」の実機を試聴することも可能。その詳細は以下の通りです。
- - 日時:2026年7月25日(土)〜 7月31日(金)11:00〜21:00
- - 場所:CASSE渋谷(東京都渋谷区)
さらに、直営店舗「MAG-LAB」でも、「High Position/Type-Ⅱ」を数量限定で販売する予定です。具体的な販売日は2026年8月上旬を予定しており、詳細は改めて発表されます。
製作者のメッセージ
製作者より、音楽を楽しむための特別なカセットテープを手に取り、その透明感ある音質で心を癒しているとのメッセージがあります。「カセットテープが持つ懐かしい感覚と新たな可能性を味わってほしい」との願いが込められています。
カセットテープの文化を未来へと繋ぐために、株式会社磁気研究所の情熱には今後も期待が寄せられます。音楽やアナログの温かみが詰まった特別なテープ「High Position/Type-Ⅱ」を手に入れるチャンスをお見逃しなく!