春の風物詩、立川志の輔 独演会開催
春の訪れと共に、京都の伝統と現代の落語が融合する特別なイベントが今年もやってくる。2025年4月11日から13日の3日間、京都・春秋座にて、立川志の輔の独演会が開催される。この独演会は、志の輔が手がける独自の落語スタイルを体験できる貴重な機会だ。
開催概要
「立川志の輔 独演会」は、開演日時により次のようなスケジュールで行われる。:
- - 4月11日(金)16:00
- - 4月12日(土)15:00
- - 4月13日(日)13:00
会場は京都芸術劇場春秋座で、開場は各公演30分前。チケット価格は、一般が5,000円、友の会会員は4,500円、学生・ユース席は2,000円となっており、それぞれ座席範囲は指定される。*
なお、未就学児童の入場は禁止されているため、注意が必要だ。また、学生・ユースの方々は、入場時に身分証明書の提示が求められるので、忘れずに持参してほしい。
このイベントは、京都芸術大学舞台芸術研究センターが主催し、後援には京都新聞が名を連ねている。
立川志の輔について
立川志の輔は、富山県射水市出身の落語家であり、1954年生まれ。明治大学在学中に落語研究会に所属し、卒業後は劇団や広告代理店での勤務を経た。1983年に立川談志に入門し、1990年には立川流の真打に昇進。彼は古典的なものだけでなく、新作にも新たな息吹を吹き込むというスタイルで多くのファンを魅了している。さらに、メディアにも多く出演し、1995年から2022年までNHKの人気番組『ガッテン!』の司会を務めるなど、多岐に亘って活躍している。
彼の新作落語「大河への道」は映画化され、文化庁芸術選奨など数々の賞も受賞。これらの功績により、志の輔の落語には多くの支持が集まっている。
チケットに関する情報
チケットの販売は、友の会先行が2025年2月4日(火)10時から、一般発売は2月5日(水)10時からスタートする。チケットの取り扱いは、京都芸術劇場チケットセンターやオンラインチケットストア、チケットぴあ、イープラスなど複数の場所で可能。なお、学生やユースは、劇場チケットセンターとオンラインストアでの購入に限られている。
当日は、車椅子や足に不自由があるお客様のためのサポートも考慮されているため、事前に電話での申し込みが推奨されている。
託児サービスも提供
さらに特筆すべきは、4月13日(日)の13:00の回では託児サービスも受けられる点だ。対象は生後6ヶ月以上7歳未満の子どもで、料金はお子様一名あたり1,500円。託児の予約は2025年2月5日(水)から4月4日(金)17時まで受け付けている。事前に申し込みが必要なので、計画を立てておきたい。
京都芸術劇場について
京都芸術劇場春秋座は、京都芸術大学内に位置し、2001年に設立された日本初の大学運営による劇場だ。伝統芸能から現代のマルチメディアパフォーマンスまで様々な舞台芸術を網羅しており、芸術文化の発信に努めている。劇場のWebサイトやSNSも活用して、最新情報をフォローし、足を運んでみてはいかがだろうか。
この春、伝統的な京都の風情の中で、立川志の輔の落語を楽しむ贅沢な時間をぜひ体験してほしい。和の魅力と独自の視点を交えた志の輔の落語が、あなたの心に深く響くことでしょう。