京都の文化が息づく時代劇。ファンにはたまらないこのジャンルが、今手に取れる新たな作品を生む瞬間がやってきます。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催する第17回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」が、2025年10月4日(土)に行われることが決定しました。このイベントは、京都を舞台にしたオリジナルの時代劇および歴史劇の映画企画を募り、その中から選ばれたファイナリストたちが公開プレゼンテーションを行うものです。映画業界の第一線で活躍する審査員が参加し、見事選ばれた企画には短編映像の制作権が与えられます。
今年のファイナリストには、全5作品が名を連ねており、それぞれが独自の魅力を持っています。『語り薬帖』の緑茶麻悠監督や、エハラ・ヘンリー監督による『Silver Beach シルバービーチ』が期待されています。また、ヘフェリン・優美プロデューサーの『椿の供え』や、井上朝陽の『人斬り浅右衛門の弟子』、永岡俊幸による『藍花のころ』も注目です。
当日は、ハートピア京都の大会議室にて、13:30から始まる予定です。一般の来場者も参加可能で、貴重なプレゼンテーションを目の前で観覧できます。チケットは事前予約制で、無料となっており、申し込みは公式ウェブサイトから受け付け中です。観覧希望者は、10月2日(木)正午までに申し込む必要がありますので、早めの参加申し込みをお勧めします。
また、当日には、2024年度優秀映画企画のパイロット映像『引かれ者の小唄』の完成披露上映も行われ、映画業界の新星たちの夢がどのように結実するのか、一緒に体験できるチャンスです。将来の名作映画の誕生を見逃すことなく、その瞬間を目撃しましょう。
このイベントは、京都府とVIPOの共同企画であり、多くの観客や映画ファンとともに新たな文化創造に向けたきっかけとなることを目指しています。観客からのフィードバックも、今後の映画制作に向けた貴重な参考になることでしょう。
興味のある方は、ぜひ観覧申し込みをお忘れなく。次世代の映画クリエイターたちが生み出す新しい時代劇を、一緒に楽しみましょう。新しい映画の誕生を共に喜び、支えることができるチャンスです。