忌野清志郎と仲井戸麗市の文通が待望の書籍化
忌野清志郎さんと仲井戸麗市さんの間で交わされた文通が、ついに一冊の本として世に出ることとなりました。この文通は、1994年秋から1997年にかけて連載されていた『忌野君と仲井戸君』に基づいています。この連載は、RCサクセションの活動休止から4年後に始まり、読者の心に深く刻まれるものとなりました。
文通の背景と経緯
本書に収められている文通は、当時のロッキング・オン・ジャパン誌に掲載され、31回にわたって続きました。文通の内容は、ふたりの音楽に対する情熱や、互いの思いを伝えるものとして、多くのファンに愛されてきました。その後、長い年月を経て、この貴重な文通が書籍化されることに至ったのです。
発刊に向けては、当時この連載に深く感銘を受けていた編集者の想いが強く働きました。協力を得るため、当時ロッキング・オン・ジャパンの編集チームの兵庫慎司氏をはじめ、アートディレクターの山本知香子氏、校正にあたった長嶺(林)陽子氏など、多くの方々の手によって完成を迎えました。
内容について
書籍には、雑誌に掲載された全31回の文通が収められています。さらに、1995年に刊行された『忌野清志郎画報 生卵』からの特別な往復書簡も追加されており、貴重な映像資料としても価値があります。表紙や口絵の写真は、当時のふたりを捉えたおおくぼひさこ氏の作品で、記憶に残る瞬間を切り取った芸術的な仕上がりとなっています。
購入方法
『忌野くんと仲井戸くん』は、日本全国の主要書店で販売される予定です。また、QANDOが運営するオンラインストアでは先行予約を受け付けておりますので、ファンの皆さんはぜひこちらを利用してください。
発売について
- - 発売日: 2025年10月中旬予定
- - 価格: 2,000円+税
- - サイズ: 四六判
- - ISBN: 978-4-9914080-7 C0095
- - 発行元: 株式会社QANDO
- - 公式サイト: https://qando.co.jp/
この書籍は、忌野清志郎さんと仲井戸麗市さんのファンだけでなく、彼らの音楽やその背景に興味のあるすべての人々にとって、読み応えのある一冊となることでしょう。30年の時を経て、彼らの友情と音楽への情熱を再確認できる機会です。この特別な文通集を手にして、二人の想いに触れてみてはいかがでしょうか。