ヒュンメルが手話シャツを発表!
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルがJリーグ・ガンバ大阪と連携し、聴覚障がい者支援につながる手話シャツを発表しました。このプロジェクトは、スポーツの力を通じて社会に貢献するための一環として実施されており、革新的な取り組みとして注目を集めています。
プロジェクトの背景と意義
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」というビジョンを掲げ、人権やジェンダー、平和に関するさまざまなプロジェクトを展開しています。今回の手話シャツは、聴覚障がい者の支援を目的としたチャリティー活動の一環として策定され、これまでにもハンドボール日本代表とのコラボ商品が成功を収めました。
一方、ガンバ大阪も地域社会に貢献する活動を続けており、2009年からは浪速少年院への訪問や精神障がい者向けのフットサル交流大会の開催など、様々な支援活動を行ってきました。新たに手話シャツプロジェクトに参加することで、より多くの人々とのつながりを生み出し、支援の輪を広げる狙いがあります。
手話シャツのデザインとコンセプト
この手話シャツのデザインは、視覚的な情報が重要なデフスポーツの特性を反映しています。具体的には、陸上やサッカーの試合における審判のフラッグを用いて、聴覚障がい者選手への合図の手法を取り入れており、テーマは「心の旗を振ろう」です。このテーマを基に、揺れる旗のイメージを表現し、心が自由になるようなグラフィックが施されています。
胸元には「GAMBA」の文字が手話とアルファベットで併記され、背面には「BE THE HEAT, BE THE HEART」というクラブスローガンが、手話で巧みに表現されています。さらに、その下にはヒュンメルの名言「LET’S PLAY」を日本語で「やってみよう」に翻訳した手話も配置されており、親しみやすいデザインとなっています。
購入と予約受付情報
この手話シャツは、ヒュンメルの公式オンラインストアやガンバ大阪のオフィシャルショップ、またららぽーとEXPOCITY店や三井アウトレットパーク大阪門真店で購入可能です。予約受付は9月5日の15時から始まり、9月15日まで行われます。価格は8,800円で、サイズはSからXO4まで取り揃えているため、多くの方にご利用いただけます。
購入者には、9月13日開催の浦和レッズ戦で選手たちが実際に着用するシャツを手に入れるチャンスもあります。試合後には、選手が着用したシャツのオークションも行われ、売上の一部は聴覚障がい者支援に回される予定です。
まとめ
ヒュンメルとガンバ大阪の手話シャツプロジェクトは、スポーツを通じて人々が心をつなぎ、支え合う社会の実現に向けた重要なステップとなります。これからの活躍と、より多くの人々の参加を通じて、聴覚障がい者支援の輪がどんどん広がっていくことを期待しています。皆さんもぜひ、手話シャツを手に入れて、応援の輪に加わってください!