第20回難民映画祭が大阪で感動の上映イベントを開催
2025年11月13日、大阪市のTOHOシネマズなんばにて「第20回難民映画祭」が特別上映イベントを開催しました。この映画祭は、国連UNHCR協会が主催しており、難民問題をテーマにした映画を通じて人々の理解を深めることを目的としています。 当日は、スーダンからの命がけで戦火を逃れた人々のドキュメンタリー『ハルツーム』が上映された後、お笑いコンビ「天才ピアニスト」の竹内知咲さんとますみさんをゲストに迎え、トークイベントが行われました。
天才ピアニストのメッセージ
上映後のトークショーでは、天才ピアニストのお二人が映画の感想や難民問題について語り合いました。竹内さんは、SDGsの実践として日常的にエコバックを持参し、髪を極限まで切って環境への負担を減らす努力をしていることを紹介しました。ますみさんは、食材の無駄をなくすために食べ物を残さず、果物の皮まで食べるといった取り組みを披露し、会場は温かい雰囲気に包まれました。
映画の力で世の中を変えよう
トークでは、竹内さんが「映画を観ることで、ニュースや本では感じられない難民問題への理解が深まる」と話し、この映画祭の意義について再認識する機会となりました。また、ますみさんは「知らないことは罪だと感じる。小さな寄付から始めたい」と決意を新たにしました。
難民映画祭の意義と今後の予定
本映画祭は過去に270作品を上映し、10万人以上の参加を数えました。現在は、日本全国に広がる「難民映画祭パートナーズ」の取り組みが行われ、学校や団体でも上映会が開催されています。今後の上映予定としては、東京で12月2日、3日に行う予定です。
この映画祭は、寄付によって運営されており、参加者は寄付つきの鑑賞を選ぶことができます。難民のための活動に寄与することができる機会となっているのです。
難民映画祭が私たちに伝えたいメッセージは、映画の力を活用して、難民問題への理解と共感を広めること。日常生活でもできることは多くあります。小さな行動が大きな変化につながることを、今回のイベントを通じて実感できました。
公式ウェブページでは、映画祭の参加方法や今後のスケジュールが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
難民映画祭公式サイト