KIRINZとバリューアドバイザーズがライバー支援の新サービス開始

KIRINZとバリューアドバイザーズが提携

株式会社KIRINZがIFA法人であるバリューアドバイザーズと業務提携し、ライブ配信を行うライバー向けに資産管理と運用サポートを実施する新サービスを発表しました。このサービスは、資産運用における新たな価値を提供することを目的としており、まずはKIRINZに所属する一部のトップライバーに対して先行提供されます。

ライバーの急増と金融リスク

現在、ライブ配信業界は目覚ましい成長を遂げており、その中で若年層のライバーが圧倒的な人気を集めています。彼らは短期間で高収入を得ることができますが、一方で金融リテラシーの不足により、税金や投資、さらには詐欺被害などのリスクにさらされています。特に、トップライバーたちは収入の変動幅が大きいため、将来に対する不安を抱えているのが現状です。こうした背景から、信頼できる専門家と共にお金の悩みを解決する場の必要性が高まっています。

提供されるサポート内容

今回導入される新サービスは、KIRINZのトップライバー向けに以下の内容が試験的に提供されます：

- 資産管理・投資運用ノウハウ：収入の波に対応するための効果的な資金管理や投資方法を学べます。
- ライバー特化型マネー相談会：税金や将来設計に関する相談の場を設けており、個々の状況に応じたアドバイスが受けられます。
- オンライン金融リテラシー講座：投資初心者向けの基礎講座も実施し、金融知識の向上を図ります。

これらのプログラムは、利用者の意見を反映したうえで、2025年後半には一般ライバーへも段階的に展開される予定です。

KIRINZ代表の意見

KIRINZの代表である鵜池航太氏は、「今の時代、“稼ぐ”だけでは足りません。正しい金融知識がなければ、思いがけないトラブルでチャンスが失われることもあります」と述べています。また、「ライバーが配信を超えて“人生そのもの”をデザインできるよう、金融を武器にしたい」と強調し、今回の提携の意義を説明しました。