映画『国宝』の舞台、上七軒で春の風物詩が復活!
2026年3月20日(金・祝)から4月2日(木)にかけて、京都最古の花街である上七軒にて『第74回 北野をどり』が開催されます。上七軒歌舞会が主催するこの公演は、映画『国宝』のロケ地としても名高い上七軒歌舞練場で行われ、歴史と文化が息づく特別な空間での上演です。
上七軒歌舞練場の魅力
上七軒歌舞練場は、木の温もりと趣ある空間が特徴で、京都の伝統文化を近くに感じられる舞台です。芸舞妓たちが演じる姿は、観客に深い感動を与え、この場所ならではの芸術を体感できる唯一無二の劇場です。今回の公演は、春の訪れを告げる恒例イベントとして、多くの人々に親しまれています。
プログラムの概要
今年の公演は三部構成で、上七軒ならではの華やかな舞台をお届けします。
シンデレラ物語を江戸期にアレンジし、和の情緒に溢れた新しい作品として上演されます。芸舞妓たちが“和のシンデレラ”を演じることで、観客を幻想的な物語の世界へ誘います。
古くから伝わる俗曲に光を当てた作品で、埋もれた古謡を未来へと繋げる思いを込めて演じられます。「私を忘れないで」という花言葉を持つ勿忘草にちなみ、守り伝える意義を再確認させる舞踊です。
黒裾引の芸妓や華やかな舞妓たちが一堂に会し、春の彩りを舞台いっぱいに咲かせる魅力的なフィナーレが期待されます。歴史の気配を感じる劇場での舞台は、より一層豊かな余韻を生み出します。
公演詳細
『第74回 北野をどり』の詳細は以下の通りです。
- - 公演期間:2026年3月20日(金・祝)~4月2日(木)
- - 会場:上七軒歌舞練場(京都府京都市上京区今出川通七本松西入真盛町742)
スケジュール
- - 1回目:午後2時
- - 2回目:午後4時30分
- - 開場時間:各公演1時間前
- - 公演時間:約90分
チケット情報
チケットは、カンフェティにて1月13日(火)10:00から販売開始されます。料金は、お茶席付御観覧券が7,000円、それ以外の御観覧券が6,000円(全席指定・税込)。
未就学児は入場できないため、観覧予定の方はその点もご注意ください。また、車いす席に関する問い合わせは事前に電話でお願いします。
この春、上七軒の舞台で特別なひとときを過ごし、京都の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。皆様のご来場を心よりお待ちしております。