舞台『カリンババンバン下北沢』の魅力
下北沢の人気カフェ「Roll Sloth 下北沢店」で新たな風が吹く。スタッフの井上寛太が率いるパフォーマンスユニット「団体」が新作舞台『カリンババンバン下北沢』を制作し、2025年の春に上演することが決定した。この舞台は、下北沢の街そのものが持つ魅力を表現しており、観客に新たな感動を届ける。
井上寛太とは
井上寛太は1998年に生まれた若手演出家であり、彼のアートへの情熱は幼少期から始まった。2020年には、『東京ビエンナーレ2020/2021』でアーティストと観客の架け橋となるプロジェクトのコーディネーターを務めた経験も持つ。演劇団体「団体」の主宰として、近年では『遅れてくるなよ、メロス』や『どんとうぉ〜り〜!!!!!!!』など、独創的な演出で注目を集めている。加えて、2025年には「幕ゲキ!! 〜monday wars〜」(仮)の演出も手がける予定で、その成長が期待される。
舞台の概要と見どころ
『カリンババンバン下北沢』は、下北沢を舞台にした物語であり、主に井上と団体のメンバーである徳田美佳が演じる。物語の中心には、世界的にスタイリッシュな街、下北沢を愛する34歳の無職男性、下田トワがいる。彼はおばあちゃんと二人三脚で生活しながらも、世にも珍しいカリンバンドとして夢を追い求める。しかし、夢はなかなか実を結ばず、若干の辛酸を舐める日々が続いていた。ある日、彼は輝く古着との出会いにより、人生を変える冒険が始まる。この出会いが、彼の人生のメロディを狂わせることになる。
公演情報
この舞台の公演は2025年3月21日(金)から3月23日(日)まで、下北沢のForEverで行われる。チケットは前売りで2,500円(1ドリンク付き)、当日券は2,800円、リピーター割引は1,500円。また、オンライン配信も実施され、視聴料金は1,000円で、配信期間は4月1日から4月30日までとなっている。
【公演日時】
【会場】
【出演者】
詳細や問い合わせについては、メールで
[email protected]まで。
団体について
「団体」は、2022年4月に設立され、独自の作品を生み出し続けるクリエイティブ集団だ。「私たちにしかできない作品」「面白い作品」をテーマに、常に新しい表現を求めて挑戦している。
Roll Sloth 下北沢店について
下北沢の「Roll Sloth」は、俳優やアーティスト、DJが革新的なメニューを提供しながら、それぞれのスキルと情熱を発信する空間です。モノクロのナマケモノのキャラクターが特徴のユニークなテーマで、地域に密着したイベントなども実施しています。営業時間は午前8時から午後3時までで、スタッフが温かく迎えてくれる。
この新作舞台『カリンババンバン下北沢』は、下北沢の独特な雰囲気を意識し、観客にとって心に残る体験となることでしょう。井上寛太の才能と団体の新たな挑戦に、ぜひ注目してください。