映画美術の魅力を体感!ホラーにふれる展の新展開
2025年10月11日から11月9日まで、東京の東京ソラマチにて『ホラーにふれる展-映画美術の世界-』が開催されます。この新たな展示会は、昨年新潟県で行われた時に約3万2000人を動員した人気イベントの東京版です。ホラー映画に特化した美術の魅力を存分に体験できるこのイベントでは、来場者がただ作品を眺めるだけでなく、「見る」「撮る」「触る」といったインタラクティブな楽しみ方ができることが最大の特徴です。
昭和レトロなホラー映画の美術
本展では、日本の名作ホラー映画に登場する美術作品がふんだんに展示されています。特に、昭和50年代から60年代にかけての日本のホラー映画に着目し、懐かしくも不穏な世界観を演出します。美術監督が手がけた作品は、映画の中では見ることのできない細部までこだわり抜かれており、リアルな再現がされています。会場に足を踏み入れると、まるで映画の世界に入り込んだかのような体験が待っています。
各エリアの詳細
展示エリアには、静まり返った団地の廊下や廃棄されたゴミ集積場、そして古びた掲示板など、昭和の情景のなかでホラーの要素が巧みに取り込まれています。特に「汚し」が施されたアイテム達は、リアリティあふれる空間を演出し、来場者の想像をかき立てます。また、美術監督の代表的な過去の作品を振り返る「美術ノート」コーナーも設けられ、ホラー映画の裏側に迫ることができます。
撮影と体験の自由
驚くべきことに、会場内の展示はすべて撮影可能です。特別なフォトスポットも用意されており、展示物の裏側からの視点で記念撮影ができる場所もあります。自身の体を使ったユニークな写真を撮ることができるこの機会は、SNS映えを狙っている方にはたまらないポイントです。
また、展示品には直接触れられるものも多く、通常の美術展では体験できない贅沢な瞬間を味わえます。軽量素材で作られたアスファルトや鉄に見える造形物は、実際に触れてみることで映画セットの工夫をより深く理解できるようになっています。
開催概要とアクセス
本展は、東京ソラマチの5階スペース634で行われます。営業時間は11:00から21:00までで、最終日のみ11:00から18:00までの短縮営業となっています。入場料は大人2400円、前売りで2200円、高校生以下1900円、前売り1700円とサイズもリーズナブル。特に、3歳以下の入場は無料です。
チケット情報
チケットは2025年9月12日からオンラインで販売が開始され、複数の販売サイトから購入可能です。開催期間中には会場でも購入できますが、電子決済のみ対応なので注意が必要です。
まとめ
『ホラーにふれる展』は、ただ美術を鑑賞するだけでなく、実際に体験できる新しい形の美術展です。ホラー映画のディテールにふれることで新たな発見があるかもしれません。恐怖の裏側を覗いてみるこの機会をお見逃しなく!