滋賀・甲賀の名産を巡る美酒と美食の旅
2月15日放送の『おとな旅あるき旅』では、滋賀県甲賀にて美酒と地元料理を楽しむ旅を紹介しました。
この旅には、人気タレントの吉川亜樹さんと三田村邦彦さんが出演し、滋賀ならではの魅力を探る姿が描かれています。
信楽町で出会った信楽焼のたぬき
最初に訪れたのは、焼き物の名産地、信楽町。ここには、全国に名を馳せる信楽焼を生産する【信楽陶芸村】があります。
村には、5000匹に及ぶ信楽焼のたぬきたちが待ち受けており、彼らのユニークな表情に思わず心が和みます。
型から取り外したばかりの“スタンダードたぬき”は、そのアートのような表情が特徴で、作り手ごとの個性が見えるのが魅力のひとつです。また、昭和9年に作られた貴重な≪登り窯≫も見学でき、今もなお新たな作品に使われる様子を知ることができました。
老舗酒造の新酒『初桜』を試飲
次に向かったのは、1875年創業の【安井酒造場】です。甲賀市は酒どころでもあり、ここで新酒、『初桜特別純米玉栄生酒 さくらラベル』を特別に試飲させていただきました。
職人のこだわりが施されたラベルは、1本ずつ異なるという素晴らしさ。日本酒学講師の吉川さんのコメントも交えながら、酒匠たちの情熱に触れる貴重な体験となりました。
地元名物の美濃部寿司
続いて訪れたのは、旬の食材を使用した懐石料理が楽しめる【ふじ𠮷】。
特に注目されたのは、地元名産の鯖を使った『美濃部寿司』。通常とは一味違うシャリのアプローチが話題となり、吉川さんと三田村さんもその違いを見抜くことができたようです。
酒粕を使った絶品ランチ
次は、吉川さんのリクエストで【美冨久酒造】へ。ここでは、1つ1つの新酒が試飲でき、人気ブランド『三連星』の新作が期待されました。
また、直売所のカフェでは、酒米と酒粕を使った料理『カレー』と『ハンバーグ』を楽しむことができ、家庭料理とは違った新たな発見がありました。
忍者の集会場「矢川神社」の訪問
次に訪れたのは、雨乞いの神を祀る【矢川神社】。ここは、戦国時代の甲賀忍者たちの集会場としても知られており、当時の歴史にも触れることができるスポットです。忍者に関連する知識を深めるために、【甲賀流リアル忍者館】を訪れ、古文書を通して忍者の魅力に迫りました。
幻の『近江牛』を堪能
最後の晩餐として選ばれたのは、近江牛が楽しめる焼肉店【うし福】。
特に『近江牛10秒カルビ』は、厳選されたバラ肉を使用し、たった10秒で焼き上げるという贅沢な一品です。続けて出てきた『近江ハーブ牛赤身ブロック』も、特別な脂ののりと味わいに心を奪われました。
この豪華な料理によって、一日の締めくくりにふさわしい贅沢な体験をすることができました。
美酒と美食の旅を通じて、滋賀・甲賀地域の豊かさを再発見した二人の旅の様子は、視聴者にとっても感動的な旅だったことでしょう。