ABEMAが8月に全話無料配信する韓国ドラマ『トンイ』と『トッケビ』の魅力を探る！

ABEMAが8月に無料配信する韓国ドラマ特集

日本でも多くのファンを持つ韓国ドラマが、今度はABEMAで全話無料で楽しめるチャンスです！8月は特に、レジェンド作品である『トンイ』と『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』がラインナップに。これらの作品の魅力を、韓国大衆文化のエキスパートである古家正亨さんに解説していただきました。

ABEMAでの配信情報

新しい未来型テレビ「ABEMA」では、幅広いジャンルの韓流及び中国ドラマや映画を900作品以上配信中です。そして、2023年8月1日から31日までの期間限定で、2作品『トンイ』と『トッケビ』が全話無料で視聴可能になります。古家さんが自身の観点から、作品の見どころや魅力を紹介してくれました。

『トンイ』の魅力

古家さんによると、『トンイ』を初めて観たのは仕事の関係でしたが、観終えた後はその魅力に心を掴まれたといいます。特に親子関係が丁寧に描かれている後半部分が印象的だとのことです。トンイが英祖の母親という複雑な立場にあたる中で、歴史としての深みだけでなく、感情的なつながりも非常に重視されている点が観る者を引き込む要素です。

また、韓国の歴史ドラマは他の作品とのつながりがあるのが特徴で、同じ人物が複数の作品に登場することから、より奥深いストーリーへの興味もかき立てられます。古家さんは、韓国ドラマは老若男女問わず楽しめる作品が多く、その点を特に強調しています。

主演のハン・ヒョジュさんの演技

古家さんはハン・ヒョジュの演技に注目し、彼女がこの作品でブレイクスルーを果たしたと述べています。彼女の演技は、整った顔立ちだけでなく、感情の表現においても優れており、この作品を通じて彼女の新たな魅力が引き出されています。

『トッケビ』の多面的な魅力

続いて、古家さんが語る『トッケビ』は、韓国ドラマのスタンダードとも言える作品で、ラブコメや転生といったテーマが巧みに組み合わさっています。日本版と韓国版のビジュアルイメージが異なる理由についても、DVD全盛期のマーケティング戦略としての背景が説明され、作品の内容とは裏腹に視聴者を引き込む要素として機能していたことも興味深いポイントです。

特に、古家さんは「トッケビ前・トッケビ後」でラブコメの定義が少し変わったと語り、観ない理由はないと太鼓判を押しています。作品のストーリーとオリジナルサウンドトラック（OST）の名曲も、観る者の記憶に深く刻まれることでしょう。