映画資料館の宝庫『全国映画資料館録2025』がPDFで登場
国立映画アーカイブは、映画や映像に関する貴重な資料を所蔵する全国の施設情報を網羅した『全国映画資料館録2025』のPDF版を一般に公開しました。この独自の資料は、全国110館の映画資料所蔵施設に関連する情報を提供し、映画ファンや研究者にとっての貴重なリソースとなります。
『全国映画資料館録』とは?
『全国映画資料館録』は、国立映画アーカイブが2010年から5年ごとに作成している冊子で、全国の映画関連資料を所蔵する館を対象としたアンケート調査に基づいています。今回の2025年版は、2020年に発行された前回版に続き、国立映画アーカイブとVIPO(特定非営利活動法人映像産業振興機構)との共同編集によって実現しました。
掲載内容の概要
新たに公開されたPDF版には、全国各地の映画資料を所蔵する施設、博物館、美術館、図書館、大学など、合計110館の情報が集められています。なお、一部の館に関してはその事情により、掲載内容が冊子版とは少し異なることがあります。
出典目の情報には、各所蔵施設の概要に加え、製作や宣伝、興行に関わる紙資料、映画関連書籍・雑誌、さらにはその他の機材などが含まれています。
アーカイブ中核拠点形成モデル事業の重要性
今回の資料公開は、「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として行われたものです。この事業は、我が国における歴史的・文化的価値のある資料が消失しないよう、効果的な保存と活用の方法を模索することを目的としています。
特に重要なのは、映画関連の非フィルム資料を対象にしたネットワークの形成です。これにより、映画資料に関するアーカイブの運営や共同利用が促進され、国内全体の映画資料の安定した保存が期待されています。
公開の背景とお問い合わせ
PDF版『全国映画資料館録2025』の公開は、映画文化の振興を図ると同時に、広く一般の人々に映画資料へのアクセスを提供することが狙いです。
映画資料への関心が高まる今、全国110館の情報を一度に確認できるこの冊子は、映画ファンや学生、研究者にとっては非常に有益な情報源となるでしょう。
ご興味のある方は、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の事務局に問い合わせをしてみてください。メールアドレスは
[email protected]です。
映画の過去、現在、そして未来を知るための第一歩として、ぜひ『全国映画資料館録2025』をご覧になってみてはいかがでしょうか。