音が鳴る布とは
2026-04-10 18:35:41

音を奏でるファッション: HYSTERIC GLAMOURが魅せる次世代プロダクト展

音を奏でるファッション: HYSTERIC GLAMOURが魅せる次世代プロダクト展



2026年3月10日、新宿にある国際ファッション専門職大学の総合校舎コクーンタワーで、ファッションに革命をもたらす新たな技術、「ファブリックスピーカー」の成果発表会が開催されました。このイベントでは、産業技術総合研究所(以下、産総研)が開発した音を出す布を取り入れたファッション関連プロダクトの数々が紹介されました。特に注目を集めたのは、著名なストリートファッションブランド「HYSTERIC GLAMOUR」とのコラボレーションによる作品群です。

産総研との連携による新たな試み


本プロジェクトは、2025年4月に始動し、産総研の最新技術を活用した学生のPBL(課題解決型学習)に基づいてアイデアが具現化されました。学生たちは、ファッションやインテリアにおいて、音の演出を可能にするための試作品を自由に設計しました。

発表会では、ヘッドウェアやバッグをはじめとするさまざまなプロダクトがファッションショーやプレゼンテーション形式で披露され、参加者を魅了しました。

音が出るカーテン「ソナリア」


最初に紹介されたプロダクトは、「ソナリア」と名付けられた音の出るカーテンです。このプロダクトは、サンゲツ、槌屋、そして東京モード学園のインテリア学科と協力して開発されました。ソナリアの最大の特徴は、従来の音響機材を使わなくても、豊かな音の演出ができる点にあります。発表会では、「竹林」をテーマにしたデザインが披露され、和の情緒とともに心地よい音楽が空間を包み込みました。

日常に自然を感じる「星を聴くマット」


続いて紹介されたのは、「星を聴くマット」です。このマットは、 忙しい日常の中で忘れがちな自然とのつながりや星空を眺める時間を大切にするために作られました。睡眠前のリラックスタイムや瞑想、ヨガなどに使用することを想定しており、米沢織の伝統技術を活かした柔らかい手触りが特徴です。

音をコントロールする帽子「HSPノイズキャンセリングパイロットキャップ」


三つ目のプロダクトは、「HSPノイズキャンセリングパイロットキャップ」です。「HSP」とは、非常に敏感な感受性を持つ人々のために開発されたもので、日常の音を簡単に管理できるキャップです。帽子の中にノイズキャンセリング技術を組み込んでおり、外部の音を減少させながらも、ファッションアイテムとしてもスタイリッシュにデザインされています。これにより、周囲の音に煩わされることなく、自分の時間を楽しむことができるようになります。

北村信彦氏が語るファブリックスピーカーの可能性


発表会では、ヒステリックグラマーを手がけるオゾンコミュニティの北村信彦氏が登壇し、自身が参加した製品の魅力を語りました。「音楽好きが高じて、音のある生活を追求してきました。そのため、このような新しい試みに深い親しみを感じています」と彼は述べ、今回の技術とファッションの融合を称賛しました。

未来のファッションに向けて


本プロジェクトの目標は、ファブリックスピーカーという新素材を通じて、ファッションやインテリア、空間演出の新しい可能性を探ることにありました。学生たちが手がけた試作品は、従来の音響デバイスの概念を超えて、より深く空間に溶け込む音体験を提供することを目指しています。これにより、ファッションが持つ新たな方向性や意味を模索する取り組みが進められています。

国際ファッション専門職大学について


国際ファッション専門職大学は、東京、大阪、名古屋、パリ、ニューヨークにキャンパスがあり、国の教育改革に基づいて設立されました。ファッションビジネスを学ぶ学生たちは、海外の実習やインターンシップを通じて、実践的なスキルを磨いています。この大学では、革新的な教育メソッドを通じて、未来のファッション界を担う人材を育成しています。

音が響く新たなファッションの時代は、もうすぐそこです。


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