映画アラカルト特集
2025-09-19 18:47:22

ザ・シネマメンバーズセレクションで楽しむ秋の映画アラカルト

ザ・シネマメンバーズセレクションで展開される映画アラカルト



9月のこの時期、洋画専門チャンネル『ザ・シネマ』が贈る『ザ・シネマメンバーズセレクション』は、特集の枠を超えた特別なラインナップが魅力です。本特集では、個性豊かな映画が勢揃いします。これらの作品は、ただの映像体験を超え、観る者に深い感動を与えてくれることでしょう。

ラインナップの魅力



ジャファル・パナヒ監督の『熊は、いない』


9月24日から26日にかけて放送されるこの作品は、ジャファル・パナヒ監督が手掛けたもので、彼は今年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しました。この映画は、イランという国の厳しい現実に立ち向かう主人公の姿を描いています。監督自身が主演することで、実体験に基づいたリアリティが際立ち、観る者の心に強く訴えかけます。

ミア・ハンセン=ラヴ監督の『それでも私は生きていく』


続いて、9月25日に放送されるのは、ミア・ハンセン=ラヴ監督の最新作です。主演のレア・セドゥが演じる女性は、父親の介護と新しい恋の板挟みで苦しむ現代女性を描いています。彼女の生々しい演技によって、視聴者は人生の喜びと悲しみを同時に感じることができ、心に残る映画体験を提供します。

バーバラ・ローデン監督の『WANDA/ワンダ』


また、9月26日の放送作品『WANDA/ワンダ』は、家族や仕事を失った女性の苦悩を描いた隠れた名作です。この映画は、女性俳優兼監督としてのバーバラ・ローデンの才能を示す重要な作品で、彼女自身が演じる主人公を通じて、観客は彼女の感情に寄り添い、ストーリーに魅了されます。

アニエス・ヴァルダの作品



『アニエス V.によるジェーン B.デジタルレストア版』


続く9月29日、30日には、ヌーヴェルヴァーグの母と称されるアニエス・ヴァルダ監督の作品が2本放送されます。まず、長年の友情を映画化した『アニエス V.によるジェーン B.』は、ジェーン・バーキンの多面的な魅力を引き出すためのプライベート・フィルムであり、視聴者は彼女の表情や物語を間近で楽しむことができます。

『カンフーマスター!デジタルレストア版』


さらに、アニエス・ヴァルダ監督が手掛けた『カンフーマスター!』もお見逃しなく。このラブロマンスは、娘の同級生への恋心を抱く母親を描く作品で、自らも母であるヴァルダが、感情の微妙な機微を見事に表現しています。バーキンとの共演も見どころです。

おわりに



『ザ・シネマメンバーズセレクション』で放送されるこれらの作品は、映画ファンにとって見逃せないものばかりです。洋画の深淵を探索するこの機会をお見逃しなく。特集ページや視聴方法についての詳細は、『ザ・シネマ』の公式サイトをご覧ください。豊かな映画体験があなたを待っています。


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