秘曲『関寺小町』上演
2025-11-19 12:12:55

貴重な秘曲『関寺小町』が国立能楽堂で上演!新たな感動をお届け

特別公演『金春円満井会特別公演』で上演される『関寺小町』



2025年12月14日、東京・渋谷区の国立能楽堂で行われる「金春円満井会特別公演」。この公演は、金春流に伝わる一子相伝の秘曲『関寺小町』の上演が予定されています。この作品は、明治以降わずか4回しか上演されておらず、その貴重さが際立っています。観客は、80世金春安明が演じる100歳の主人公、小野小町の舞台を目にすることができます。

上演の意義と貴重なチケット



チケットはすでに販売中で、購入はカンフェティのサイトから可能です。公演は13時からで、12時に開場。金春流のひとつの伝統文化を体験するチャンスです。

『関寺小町』の物語は、七夕の夜を舞台に繰り広げられます。老女が小町であることが明らかになり、過去を振り返りながら和歌を交わす、情感豊かなストーリーです。この作品は、江戸時代からの古式に則り上演されるため、普段では味わえない古き良き伝統の魅力を堪能できます。

金春安明のプロフィールと公演の背景



金春安明は日本の能楽界での多大な功績を持ち、過去に数々の舞台に立ち続けてきた実力者です。彼は1952年に生まれ、師匠である79世金春信高に学びながら、重要無形文化財の保持者としても知られています。2006年には80世金春流宗家となり、その後も多くの公演を通じて国際的な舞台にも立ってきました。

本公演は公益社団法人金春円満井会の設立40周年を記念したもので、他にも金春流の実力者たちが多数出演するという豪華な内容です。彼らがもたらす伝統文化の美しさと迫力が融合し、観客に新たな感動を提供してくれることでしょう。

チケット情報と公演プログラム



チケットは以下の価格で販売されます:
  • - SS席:15,000円
  • - S席:14,000円
  • - A席:13,000円
  • - B席:10,000円
  • - B席(25歳以下):5,000円(全席指定・税込)

公演の予定プログラムには、金春安明が主演する「関寺小町」をはじめ、様々な仕舞や狂言も含まれています。例えば、仕舞「難波」では金春憲和が舞台を飾り、狂言「佐渡狐」も見逃せません。若手から実力派まで、幅広い範囲の演者が参加し、多様な表現が一堂に会することからも目が離せません。

まとめ



『関寺小町』は、ただの演目ではなく、日本の伝統文化、能楽の深い魅力を伝える重要な機会です。チケットはすぐに売り切れてしまうことが予想されるため、興味のある方は早めの購入をお勧めします。公式サイトやカンフェティを通じて、ぜひその文化的な旅をお楽しみください。


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