映画『私たちの話し方』
2026-07-17 12:50:28

異なる背景を持つ若者たちの葛藤を描いた映画『私たちの話し方』 DVDの発売が決定

映画『私たちの話し方』の魅力に迫る



2026年10月21日(水)、映画『私たちの話し方』のDVDがリリースされる。この作品は、異なる環境で育った3人の響き合う心を瑞々しく描いた青春ドラマであり、聴覚障がいを持つ彼らが自己のアイデンティティを形成し、社会とのつながりを模索していく様子を描いている。

物語の背景



本作の舞台は、手話教育が長い間禁じられていた香港。2010年まで続いたこの禁令の中で育った3人は、それぞれ異なった生き方をしている。ジーソンは人工内耳を通じて「普通の生活」を求め、ソフィーは誇り高く手話を使って自らのルーツを大切にしている。そしてアランは、手話と口話を自在に使いこなす環境にいる。彼らは、人工内耳の普及をめぐる議論の中で出会うが、互いの考え方や価値観の違いから葛藤が生まれる。

登場人物とキャスト



この作品を支えるのは、香港映画界の若き才能、アダム・ウォン監督。ジーソンを演じるのは新世代の演技派、ネオ・ヤウ。ソフィー役のジョン・シュッインは、その演技で第61回金馬奨の最優秀主演女優賞を受賞。アラン役には、実生活でも聴力に障がいのあるマルコ・ンがキャスティングされており、演技未経験からの挑戦が光を放つ。また、少年時代の彼らを演じた若手たちも、その演技力で物語を彩る。

興行成績と評価



2025年2月に香港で公開された本作は、瞬く間に話題となり、上半期の香港映画ランキングでNo.1を獲得した。第43回香港電影金像奨では、作品賞や監督賞、主演賞など7部門にノミネートされるなど、そのクオリティが高く評価された。さらには、2025年3月に日本の大阪アジアン映画祭でも上映され、盛況を見せた。

音響デザインへのこだわり



この作品の独自性は、登場人物たちの「聞こえる/聞こえない」を疑似体験できる音響デザインにある。人工内耳を通じた音の伝わり方や、周囲の音の掴み方をリアルに表現し、観客に新たな視点を提供する。また、手話の美しさや表情による豊かな表現も観る者を引き込み、感情の揺れが伝わる。

バリアフリーへの配慮



さらに、俳優の松岡依都美さんによるナレーションのバリアフリー音声ガイドもあり、UDCastアプリでの視聴が可能だ。これにより、視覚障がいや聴覚障がいのある方々にも配慮した作品作りが行われている。

まとめ



映画『私たちの話し方』は、異なるバックグラウンドを持つ若者たちの複雑な感情と成長を描いた感動的な作品であり、聴覚障がいについての理解を深める重要な役割を果たしています。ぜひ、多くの方々にご覧いただきたい作品です。DVDの予約も始まっていますので、興味を持たれた方はぜひ手に取ってほしい。


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