メッセンジャー黒田が語る老舗商店街と深い家族の絆
大阪人に愛され続ける、おっさんたちによるお散歩番組『おっさんぽ』。今回の舞台は、昭和の趣が残る西成区の「玉出」です。この地域は「スーパー玉出」の発祥地としても知名度が高い場所で、歴史ある商店街が広がっています。
番組のホスト、メッセンジャーの黒田有さんは、強烈なキャラクターとトーク力で視聴者を惹きつけます。彼に加え、勝俣州和さんと橋下徹さんという、個性豊かなおっさんたちが集まった今回のロケは、一体どのような化学反応を生むのでしょうか?
街を歩きながら、「玉出」の商店街を散策する3人。独特なレトロな雰囲気に包まれ、まるで映画のセットのような景色が広がっています。しかし、橋下さんから明かされた現在の土地価格の上昇についてお話が進むと、観客も興味津々。ある市長の民泊政策が影響を与えているようですが、黒田さんからの鋭いツッコミが飛び交う中、さらに深い議論が展開されていきます。
商店街を進むと、黒田さんは「スシマス」という寿司屋に立ち寄ります。ここで名物の焼きサバ寿司を試食し、その美味しさに即決で購入を決める場面は、彼の愛妻家としての一面を垣間見る瞬間でした。
次に訪れたのは、1948年から続く塗料販売店「タカラ塗料」。ここではDIYに挑戦できる塗料と道具のセットが人気だそうです。工場の内部を見学し、色作りにいそしむ女性スタッフを見た勝俣さんが、「これ欲しい!」とつぶやくと、黒田さんからは「変態やないか!」というツッコミが返ります。ここでも、店の代表から家族の絆について心温まるエピソードが語られ、3人それぞれの祖父の偉業に思いを馳せます。
特に黒田さんの祖父は、トヨタの取締役を務め、シンガポールで運転方法を教えた経歴を持つという驚きの背景が明かされ、勝俣さんと橋下さんは目を丸くします。彼の偉大さを知って、親族にも知られていなかった話に感心しきりです。勝俣さんの祖父は、足袋や乗馬ズボンの職人で知られ、各々の祖父のエピソードが心に染み入ります。
次なる目的地は、愛犬家でもある3人が訪れたペット用品店「Santos」。最新のペットグッズを見ながら、愛犬のためのお土産を選ぶ姿も微笑ましい光景です。そして、フランス料理の専門店「びすとろぽたじぇ」では、オーナーシェフが絶品のスペシャリテを届けてくれます。
美味しい料理を味わいながら、勝俣さんの芸能界入りの経緯も語られます。芸人としての成長を願って萩本欽一さんから受けたアドバイスが「優しさを磨け」というもので、視聴者も興味深く耳を傾けることでしょう。料理ができあがるのを待っている間、和田アキ子さんとの面白エピソードも披露され、和気あいあいとした雰囲気の中、笑いが絶えません。
そして待望のスペシャリテ、フランスの伝統料理「牛フィレ肉のウェリントン」が登場。味わい深い料理に舌鼓を打ちながら、最後は勝俣さんの生放送でのエピソードで盛り上がります。和田さんの誕生日を祝うためのバンジージャンプ企画での一幕を振り返り、「お前が飛べよ、バカヤロー!」と激しいツッコミが飛ぶ瞬間は、視聴者の笑いを誘います。
最後に、番組で訪れた玉出駅周辺では、「大阪おっさんぽ」をテーマにした特別車両も運行中です。この期間限定のデザインを探すのも、訪問者にとっての楽しみです。おっさんたちの個性的な旅が、大阪の文化と深い家族の絆を感じさせる内容で進んでいく今回の放送は、多くの人に愛されることでしょう。ぜひ、視聴をお楽しみに!