本日、ホラーゲームファン待望のパッケージ版『Sorry We’re Closed(ソーリー・ウィア・クローズド)』が、アジア地域でNintendo SwitchとPlayStation向けに発売されました。シンガポールを拠点とするSoft Source Publishingが、開発のà la mode games、パブリッシャーのAkupara Gamesとタッグを組んでのリリースとなります。
本作は、ちょっと風変わりで特徴的なビジュアルが印象的なスタイリッシュなサバイバル・ホラーゲームです。2024年にホラーゲーム界の重鎮、SWERY(末弘秀孝)氏に選ばれた「今年のゲーム」にも選出されており、その魅力は口コミだけで広がっています。
『Sorry We’re Closed』の物語は、主人公ミシェルが強大な悪魔に呪われるところから始まります。ロンドンのにぎやかな住宅街と恐ろしい魔界の中で、残されたわずかな日々を生き抜くミシェル。プレイヤーは彼女の選択を導くことで、運命を変えるチャンスを与えられます。誘惑に抗うか、受け入れるかの選択次第で、彼女自身と周囲の人々の結末も影響を受けるのです。
ゲームの特徴としては、まず個性豊かなキャラクターたちとの会話があり、これが物語の展開を大きく変化させます。また、懐かしの「タンク操作」を採用し、最新の操作スタイルと組み合わせてのプレイが可能です。さらに、主人公ミシェルは「第三の目」を開く力を持っており、現実と異世界を同時に見ることができるため、探索の幅も広がります。
固定カメラ視点での進行は、かつての名作ホラーゲームを彷彿とさせる緊張感を生み出し、スリリングな体験を提供します。そして、本作の雰囲気をさらに引き立てるのが、オリジナルサウンドトラック。ヒップホップグループ・Okumuraによる楽曲も収められており、ゲームの世界観を絶妙にサポートしています。
アイテム管理はシンプルでありながら戦略的で、体力や弾薬の管理が必要です。これに加え、謎解きやNPCとのアイテム交換もあり、サバイバル感を存分に味わえます。
『Sorry We’re Closed』の評価は高く、エリック・ホッジス氏は「パンク美学とサバイバルホラーのメカニクスが融合した見事な作品」と評し、完璧なスコア10/10を付けました。また、オスカー・テイラー=ケント氏からは『バイオハザード4』や『サイレントヒル』に並ぶ創造力があると4.5/5の高評価を得ています。
ゲームリリース情報も以下の通りです。タイトルは『Sorry We’re Closed(ソーリー・ウィア・クローズド)』、プラットフォームはNintendo SwitchとPlayStation 4/5で、2025年6月19日に発売されます。プレイヤー人数はシングルプレイヤーで、日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、スペイン語の字幕に対応しています。
開発者のà la mode gamesは、インディーゲームのチームであり、2006年の『ファンタシースターオンライン』をきっかけに友人となったトムとC.B.によって運営されています。彼らはコロナ禍の中、余暇を利用して『Sorry We’re Closed』の制作を始めました。
一方、Akupara Gamesはカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に、独立系ゲーム開発者を支援するためのパイプラインを提供し、物語性のあるゲームを世に送り出しています。最後に、Soft Source Pte Ltdは、国際的なゲームコンテンツのプレミアムローカライズを担うパブリッシャーであり、多様なゲームの提供を目指しています。
この機会にぜひ、スタイリッシュでありながら恐ろしい世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?あなたのミシェルの運命を、あなた自身の手で切り開いてください。