ミュージカル『TARRYTOWN』
2025-03-01 12:31:29

オフ・ブロードウェイミュージカル『TARRYTOWN』が日本初演!魅力的な取り組みと公演情報

オフ・ブロードウェイミュージカル『TARRYTOWN』が日本初演!



オフ・ブロードウェイミュージカル『TARRYTOWN』が、2023年秋に日本初演を果たし、観客から高い評価を受けています。本作は、ジョニー・デップが主演した映画「スリーピー・ホロウ」やディズニーアニメ「イカボードとトード氏」などに基づいたもので、脚本・音楽・歌詞を手掛けたアダム・ワクターによる作品です。初演は2017年にカリフォルニアで行われました。

公演情報とキャスト



特に注目されるのは、初演と同様に中原和樹による翻訳・演出が施されており、トリプルキャストでの上演が実施される点です。出演するのは、イカボッド役の樋口祥久、高島健一郎、村上貴亮、カトリーナ役の水野貴以、武田莉奈、田代明、そしてブロム役の山野靖博、山田元、tekkanです。これらのキャスト陣は、それぞれの役に命を吹き込むため多くのリハーサルを重ね、作品の持つ深い内容を引き立てています。

公演が行われるのは、2025年3月8日(土)・9日(日)の山梨公演、及び東京公演として3月15日(土)から30日(日)までの間、浅草九劇で上演されます。各地の皆さんに、本作体験の機会を与えます。

笑いと涙を呼ぶミュージカル



「スリーピー・ホロウ」をテーマにした本作は、霧深い森の中で首無し騎士が犠牲者を待ち、タリータウンという田舎村が舞台です。音楽教師イカボッドが新たにこの村に越してくると、出会った人々との関係が絡まり、大きな物語へと発展します。村への引っ越しを果たしたイカボッドは、校長秘書のカトリーナと抱える悩みを共有し、ブロムとの関係に気づいていく様子が描かれています。三人の微妙な関係は軽快でありながらも、少しずつ深い感情に変わっていく様子が観客に伝わります。

ミュージカル文化の振興への挑戦



本作品は、上演だけでなく、ミュージカル文化の振興にも力を入れています。中原和樹脚本家は、「上演だけでなく、ミュージカル文化を盛り上げたい」との想いのもと、ワンコインアフタートークを開催。批評家や演出家、俳優が揃い、観客との深い対話を楽しむ機会が設けられています。観劇後のアフタートークは、作品の感想を語り合い、より深い理解を得られる場です。

また、観客の方には「たいようホーム株式会社」の協賛を受けて設定された「たいようホームシート」も注目されます。未来を担う若者を対象に、500円という手頃な価格で観劇ができる特別席です。この取り組みは、経済的な理由で舞台芸術に触れられない若者のための新たな機会創出を目指しています。

終わりに



オフ・ブロードウェイミュージカル『TARRYTOWN』は、ただのエンターテインメントを超え、芸術文化の重要性を再認識させてくれる作品です。観客に新しい体験と思考を促し、共に語り合うことで、それぞれの観劇体験がより豊かになることを目指します。ぜひ、皆さんもこの貴重な日本初演をお見逃しなく!


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