新感覚バラエティ『妄想パッキング』がFNSソフト工場で最優秀番組に決定
長野放送が贈るバラエティ番組『妄想パッキング』が、FNS系列の「FNSソフト工場」でのコンペティションにおいて、最優秀番組に輝きました。この快挙は、長野放送が連続して受賞する形となり、視聴者に新たなエンターテインメントを提供することに寄与しています。
番組の概要
『妄想パッキング』は、芸人のやす子さん、登山家の野口健さん、現代アーティストの小松美羽さんがメイン出演者として登場し、現実では行けない場所への「妄想の旅」をテーマにしています。視聴者は、彼らが想い描く旅の様子を見守ることで、リアルな世界から少し離れた夢のような体験を楽しむことができます。
この番組では、3人の旅人が前もって荷造りをし、その後、真っ白な部屋で妄想を膨らませる様子を描画。彼らの旅の先にはどのようなドラマが待っているのかが見どころです。
受賞を祝う配信がスタート
この栄光を記念して、2025年3月14日から、TVerやFODで番組の見逃し配信が開始されます。視聴者は、全国どこにいてもこの新感覚バラエティを楽しむことができるチャンスとなります。配信が行われる間、視聴者は自らの妄想の旅に出るきっかけを得るかもしれません。
妄想する旅人たち
(1) やす子の未来の旅
やす子は、2054年の故郷・山口を旅することに。未来の自分と対話するために旅立ちます。新居に引っ越したやす子は、最近飼い始めた愛猫・アビシを連れて妄想の旅へと向かいます。そして、未来の結婚相手について真剣に語る姿に注目です。
(2) 野口健の憧れの登山
野口健は、冒険家・植村直己と一緒に1970年のエベレストを目指します。植村との出会いが彼の人生に大きな影響を与えたことを受けて、彼は積極的に想像の世界で夢を追い求めます。この冒険を通して、視聴者は彼の過去の想いに触れることができます。
(3) 小松美羽の芸術的な旅
小松美羽は1848年の江戸時代、長野を舞台に、憧れの画家・葛飾北斎の制作現場を訪れます。独特の神獣を描く彼女の情熱は、妄想の旅を通じてより一層深まります。帰宅後には、自らの解釈で鳳凰を描く姿にも注目が集まります。
MCのコメント
番組のMCを務める佐藤栞里さんと横澤夏子さんも、収録後にそれぞれの思いを語り、出演者の妄想に引き込まれたことを伝えています。見ているだけで、まるで自分もあたかも旅をしているような感覚にさせられました。
制作の歩みと受賞に寄せての言葉
長野放送の企画総合演出を行った内山純一さんは、「出演者が本気で妄想する姿が、非常に魅力的な内容に繋がった」と語り、視聴者への感謝の意を示しています。この番組が新たな地平を拓くきっかけとなりますように。
長野放送が続ける独自の試みと、個性豊かな出演者たちが織り成す妄想の旅は、今後も注目を集めていくでしょう。ぜひこの新感覚のバラエティを体験してみてください。