映画『認知症世界の歩き方』が新たな挑戦を開始
特定非営利活動法人イシュープラスデザインが提案する映画『認知症世界の歩き方』は、認知症と共に幸せに生きる人々の姿を映し出すことを目的としています。本年6月2日より、アメリカ、イギリス、カナダなどの英語圏を対象としたクラウドファンディングが始まることになり、多くの人々にこのプロジェクトへの参加を呼びかけています。
認知症は誰にでも関わる問題
認知症というテーマは、特別な人々に限られたものではなく、人生100年時代における社会的な課題でもあります。イシュープラスデザインは、映画制作を通じて、認知症に対する社会の見方を変えたいと考えています。このプロジェクトは、ただの作品制作に留まらず、グローバルなコミュニティの形成を目指しています。
クラウドファンディングの詳細
第一弾のクラウドファンディングは、2025年6月2日9:00にスタートし、目標金額は100万円です。これに続き、フランスや台湾でも同様のクラウドファンディングが行われ、国際的な連携を深めていく予定です。具体的には、フランス向けには6月17日から、台湾向けには同じく6月17日からのスタートを予定しており、各国の協力を得て進めています。
トークイベント「旅人たちと巡る、世界の“認知症”」
映画制作を記念して、認知症問題に関心を持つ「旅人たち」とのトークイベントも開催される予定です。このイベントでは、様々な国や地域での認知症の現状や取組みを共有し、国境を越えて対話を行える機会となります。参加者は、異なる視点から認知症についての新しい見方に出会うことができます。
このように、映画『認知症世界の歩き方』は、単に完成を目指すだけでなく、認知症に対する理解を深めていくための重要なプラットフォームとして機能します。皆さんもこのプロジェクトに参加し、共に新しい認知症の視点を探求する旅に出かけましょう。
参加方法
参加を希望する方々は、クラウドファンディングページやイベントの詳細を以下のリンクからご確認ください。
イシュープラスデザインについて
イシュープラスデザインは、2008年に始まったソーシャルデザインプロジェクトであり、「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に活動を展開しています。行政、企業、市民が協力し、地域社会が抱える様々な課題に対してデザインを用いた解決策を探求しています。