神様と人々がつながる灯台FES日御碕2025
2025年10月5日、島根県出雲市の日御碕灯台で開催された「島根マツダPresents灯台FES日御碕2025~神コレ 神様だって楽しみたい!」は、出雲の地域振興と海の美化を目的とした一大イベントであり、今年で3回目を迎えました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねとともに、出雲青年会議所や地元メディア各社、観光協会などが連携することで、地域活性化を図るものです。
神様コスプレコンテストの実施
今年の目玉企画として、出雲の神々をテーマにした初の神様コスプレコンテストが行われました。日本一高い石造り灯台の前に特設されたステージでは、県内外から集まった8人の参加者がそれぞれの神様を表現したコスプレを披露しました。優勝者には出雲の観光ポスターに掲載される特典があり、参加者たちは得意の衣装で競い合いました。その結果、出雲市出身の19歳の女性が見事に優勝しました。
さらに、審査委員長を務めた出雲出身の人気コスプレイヤー・なほぽよさんとの撮影会も行われ、多くの応募者が集まり、アマチュアカメラマンとともに灯台や美しい景勝地で撮影を楽しむ姿が見られました。
多彩なステージと飲食ブースの充実
灯台FESでは、地元のグルメを楽しむ飲食ブースも充実しており、特に出雲商業高校が手掛けるコラボ商品や、地元住民が開発した「ミサキバーガー」「灯台クッキー」といったユニークな料理が並びました。また、島根マツダのブースでは魅力的な車両の展示が行われ、来場者の興味を引きました。
ステージでは、大社高校ダンス部や立正大淞南高校マーチング部によるパフォーマンスが行われ、多くの観客で賑わいました。特に立正大淞南高校のマーチング部は灯台周辺エリアでのパレードを実施し、地元のゆるキャラ「しまねっこ」やテレビキャラクターたちも参加し、場を盛り上げました。
来場者からの反響
参加者たちからは、「コスプレ大会は山陰では珍しく、また開催してほしい」と嬉しい声が寄せられ、一方で「椅子やテーブルをもっと増やしてほしい」「有名なタレントを呼んでほしい」といった要望も聞かれました。イベント全体に対する前向きな意見が多く、この灯台FESの日御碕が地域の新しい恒例行事となることを期待させました。
結論
「灯台FES日御碕」は、ただのイベントにとどまらず、出雲の魅力や海の大切さを感じる場でもあります。今後もこのような行事を通じて地域を盛り上げ、次世代に美しい海を引き継いでいくための活動が続くことでしょう。また、一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねは、海の素晴らしさやその保護についての意識を広める役割も担っており、さらなる発展が期待されます。
このように、灯台FES日御碕は、地域の文化や海と人々をつなぐ重要なイベントとして、今後も継続的に開催されていくことでしょう。