Blu-ray発売記念『ウイングマン』舞台挨拶レポート
2023年3月9日、東京の丸の内TOEIにて、人気ドラマ『ウイングマン』のBlu-ray発売を記念した舞台挨拶が行われました。このイベントにはキャストの藤岡真威人、加藤小夏、片田陽依、上原あまね、そして丈太郎が登壇し、観客との交流を楽しみました。
『ウイングマン』の魅力
本作は、80年代に『週刊少年ジャンプ』で連載されていた桂正和の人気漫画を実写化したもので、特撮やアクション映画で知られる坂本浩一監督が手掛け、桂正和自身も総合監修に参加しています。物語は、幼少期から「ヒーロー」に憧れ続ける主人公・広野健太(藤岡真威人)が、美少女アオイ(加藤小夏)と出会い、異次元の世界と三次元の狭間で繰り広げる戦いを描いています。
健太は、自作のコスチュームを着て、不良たちに立ち向かいながら日々を送りますが、アオイが持つ「ドリムノート」にヒーロー“ウイングマン”のことを書くことで、実際に変身することができるようになります。しかし、アオイを狙う悪党たちが次々と現れ、彼らの戦いが始まります。
思い出のひととき
イベントの進行役を務める丈太郎が登場し、キャストたちをステージに呼び込みました。藤岡は会場の皆に「ここに立つのは最後かもしれない」と感慨深い挨拶をし、観客との一体感を大切にしている姿勢が印象的でした。
舞台挨拶の最初のコーナーは「『ウイングマン』生コメンタリー」で、第3話の上映を行いました。アクション満載のこのエピソードでは、強敵キータクラーの策略によって生徒たちが暴徒化する中、健太が“ウイングマン”に変身しアオイと共に立ち向かいます。上映中、キャストたちが当時の撮影秘話を交えながらトークを繰り広げる姿に観客は釘付けでした。特に加藤が髪のエクステについて言及し、緊迫した撮影現場の裏側を明かしたシーンが盛り上がりました。
藤岡が「アクションパートが一番きつかった」と明かすと、加藤も「撮影現場でくしゃみを我慢したエピソード」を披露し、会場は笑いに包まれました。続く「思い出アルバムトーク」では、撮影当時の思い出話を語る中で、アクション演劇部の仲間たちとの絆の深さや、それぞれの個性が活かされた撮影風景が印象深かったという声が寄せられました。
ドラマ版の魅力を再確認
観客からの「漫画やアニメ版との違いは?」という質問には、藤岡が原作の魅力を重視しつつ、新たな要素を取り入れることで「令和に生まれた新しいウイングマン」を表現したと語りました。この姿勢には多くの拍手が送られ、加藤も「キャストやスタッフの皆の温かさがあってこそ成立した作品」と感謝を述べました。
最後には、キャスト全員が「皆さん、楽しかったですか?」と問いかけ、舞台挨拶は大いに盛り上がりました。藤岡はBlu-rayの発売に触れ、今後も応援をお願いすると期待感を示しました。
Blu-ray詳細
『ウイングマン』のBlu-rayは、3月26日に「東宝ビデオオンラインショップ限定予約版」、「豪華版」、そして「通常版」の3種類で発売されます。特典として、桂正和の描き下ろしスリーブやブックレットがつくので、ファンの方はお見逃しなく!
この舞台挨拶を通じて、キャストたちの思いが詰まった『ウイングマン』の魅力が改めて感じられる素晴らしい時間となりました。