サステナファッション理解促進イベント「New Year’s Pizza Party 2025」が開催！

サステナファッション理解促進イベント「New Year’s Pizza Party 2025」が開催

日本毛織株式会社（通称、ニッケ）と「PIZZA DAY」を運営する株式会社SpiceLinkが共催するイベント「New Year’s Pizza Party 2025」が、2025年1月30日（木）に東京で開催されます。このイベントは、ファッション業界におけるサステナビリティをテーマにしたもので、特に環境負荷の低減を目指す取り組みを広めることが目的です。

サーキュラーエコノミープロジェクトの紹介

ニッケとSpiceLinkは、環境を考慮したアパレルの未来を築くべく、「サーキュラーエコノミープロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトでは、ウール製品の廃棄物を肥料として土に還元することを目指しており、まずは生産過程で出た余剰生地や裁断くずを回収し、これを農業に役立てる方法を実践しています。

将来的には、ユーザーから古着を回収し、それを肥料に加工するプログラムを確立するという壮大なビジョンを持っています。このような取り組みは、ファッション業界における廃棄物の削減を実現するための重要なステップとなるでしょう。

イベント内容とプログラムの概要

「New Year’s Pizza Party 2025」は、トークセッションや参加者が直接体験できるコンテンツを通じて、サステナブルファッションについて学ぶことができる多彩なプログラムが用意されています。

トークセッション

まず最初に行われるのは、サステナブルファッションの現状やニッケとPIZZA DAYのプロジェクトの進捗状況を紹介するトークセッションです。業界の専門家や関係者が一堂に会し、今後の展望について議論します。

ウールラボ

次に、参加者が実際に環境問題について学ぶことができる「ウールラボ」では、ウールの特性やそれがもたらす環境への影響について説明されます。この実践的な学びの場では、単なる知識だけではなく、参加者の意識の変革を促します。

交流会と体験

最後のプログラムとして、参加者同士が交流できる「ファン交流会」が予定されています。この中で、ニッケのマスコットキャラクター「うーるん」のぬいぐるみを使用した染色体験が行われるなど、楽しく学ぶ機会が提供されます。また、廃棄羊毛から作られた肥料「ラナリン」や、サーキュラーエコノミーの取り組みから生まれた製品を直接触れてみることができる展示コーナーも設けられます。