エスケイジャパン、業務効率化のための新たな基盤を整備
キャラクターグッズを手がける株式会社エスケイジャパンは、米国法人「SKJ USA, INC.」の業務管理を一新するため、クラウドERPの「multibook」を導入しました。これは、アミューズメント施設向けのクレーンゲーム景品やキャラクター雑貨を企画・販売するエスケイジャパンが、アメリカ市場での取引拡大に伴う業務効率化を図るための重要なステップです。
エスケイジャパンの概要
エスケイジャパンは1989年に設立され、大阪を拠点に活動しています。アミューズメント施設で取り扱われる景品や雑貨を中心にオリジナルキャラクター「でぶねこ」や「忠犬もちしば」など、広く親しまれる商品を展開しています。2009年には米国カリフォルニアに現地法人を設立し、アメリカ市場への本格進出を果たしました。
課題とその背景
米国事業は順調に成長していますが、業務の拡大に伴い、会計や販売管理において表計算ソフトに依存する状況になっていました。これにより、入力ミスや請求書発行の漏れが発生し、正確な在庫数の把握が困難になるとともに、上場企業として求められる管理体制の構築が急務となっていました。そこで、2025年1月に「multibook」を導入し、アメリカ拠点の受注から請求、在庫、会計を一元的に管理する体制を整えました。
「multibook」を選んだ理由
エスケイジャパンが「multibook」を選定した理由としては、海外取引に対応した多通貨管理が可能である点が大きかったほか、業務情報の自動連携により二重入力や業務の断絶を解消する見込みが立ったことが挙げられます。また、バックオフィス業務を日本から行う関係上、日本語を含む多言語での操作が可能な点も評価されました。
導入による効果
導入後、米国の業務においては以下のようなポジティブな効果が見られました。まず、表計算ソフトに依存していた従来の運用と比較して、業務負担が大幅に軽減され、ミスも減少しました。さらに、クラウドシステム上でロジスティクスから入力されたデータが会計にシームレスに連携されることで、売上や在庫をタイムリーに把握できるようになりました。特に月末の残高確定時の不安定さが大幅に改善され、業務進捗がフローチャートで可視化されることで、案件の進捗も一目で確認出来る環境が整いました。
今後の展望
エスケイジャパンは、「multibook」導入を通じて得られた運用実績をもとに、さらなる他地域への展開も視野に入れています。倉庫数の増加など、事業環境が変化する中でもクラウドERPの特性を生かして、運用改善を図り、業務効率と管理体制の強化を進める方針です。
最後に
エスケイジャパンの海外事業部門の横河氏は、今回の「multibook」の導入に際し、リアルタイムな在庫や会計情報の正確な把握が可能になったこと、信頼できるデータをチームで管理できるようになったことに満足感を示しました。将来的な地域展開においても、拠点を増やすだけで対応できる柔軟なシステム運用に期待が寄せられています。今後もエスケイジャパンが魅力的なキャラクターグッズを世界中に届けるため、一層の深化と進化が求められるでしょう。