ボークス新作スケールモデル「フォッケウルフ Fw 190 A-3」の魅力
プラモデルや玩具の企画・製造を手掛けるボークス株式会社が、造形村ブランドから新たに1/32スケールのスケールモデル「フォッケウルフ Fw 190 A-3」を春に展開します。予約開始は2月27日、発売は4月18日と待ち遠しい日々が続きます。
この「フォッケウルフ Fw 190 A-3」は、80年以上の歴史を持つ航空機ファンに親しまれ続けている名機です。ボークスの専用ページでは、完成品の作例も公開され、航空機の持つ先進性やその設計思想を体感できる内容となっています。プラモデルを手掛ける楽しさと共に、果たしてどのような魅力が詰まっているのでしょうか。
造形村 SWSの特長
造形村のスケールモデルシリーズ、通称SWSは、「魔法の素材プラスチックで『本物の飛行機』を再現する」をブランドのコンセプトに掲げています。2010年に始まったこのシリーズは、現在40種以上の作品がラインナップしています。
SWSが目指す“本物”の再現は、単に数値や寸法の正確さに留まりません。航空機自体の美しさや合理的な設計思想、さらにはその機体が生きた時代の背景までを、プラスチックを通じて組み立てながら体験できるのが最大の特長です。
フォッケウルフ Fw 190の進化
Fw 190は、第二次世界大戦中にドイツで作られた戦闘機で、その魅力は航空機ファンを魅了し続けています。設計者クルト・タンク博士による「戦闘機は競走馬ではなく、軍馬でなければならない」という名言が象徴する通り、性能だけでなく耐久性や操縦性など、実用性に重きを置いた設計哲学が詰まっています。このFw 190 A-3型は、設計者の思想が最も色濃く反映された形態とされます。
これまで進化を重ねてきたFw 190シリーズの中でも、A-3型は多目的運用を視野に入れた初のタイプとして、その存在意義を高めました。
SWSによる歴史的再現
今回のキットは、1/32スケールで世界初のA-3型を完全再現するプラモデルです。実機から得た情報を基に、細部に至るまで精密に再現されており、内部の機構や構造にまで踏み込んだデザインが特徴です。また、スミソニアン航空宇宙博物館や英国のRAFミュージアムなど、さまざまな実機から得たデータが活かされています。
特に機首から胴体にかけてのラインや構造は、組み立てることで職人たちの思想に触れることができる貴重な体験を提供します。さらに、A-3型ならではの部品に加えて、戦闘爆撃仕様の武装も付属し、実際の運用状態を再現できる点が素晴らしいです。
教育的要素とホビーとしての楽しさ
このモデルの組み立てを通じて、航空工学を学ぶ要素も組み込まれています。エンジンの冷却性能や設計の意図、さらには操作機器の構造に至るまで、80年前の技術革新を感じられる構造となっています。
SWSは「人類の航空遺産」の保存と伝承を使命に掲げ、ホビーを通じて未来の世代へと受け継いでいく姿勢を持っています。ボークスはこの理念のもと、時代を超えて人々の創造力と歴史への興味を育む製品を提供し続けており、その活動は今後も注目です。
ソフトで精緻なこのプラモデルキット、「フォッケウルフ Fw 190 A-3」を手にとり、航空工学の傑作を体験してみてはいかがでしょうか。こいつを作り上げる過程で、きっと新たな発見や感動が待っていることでしょう。