大学生500人が選ぶ！次世代アーティストTOP10に迫る

株式会社RECCOOが提供するZ世代向けリサーチサービス『サークルアップ』が発表した最新の調査結果が話題です。今回の調査では、現役大学生500人に次にブレイクすると思うアーティストを尋ね、その結果が明らかになりました。特に注目を集めたのは音楽グループ「HANA」で、彼らが支持を得た理由や大学生がどのようにアーティストを見つけているのかについて詳しく紹介します。

圧倒的人気を誇った「HANA」とは？

「HANA」は、2025年に誕生した7人組のガールズグループで、BMSGとちゃんみなが手がけたオーディション番組『No No Girls』から誕生しました。デビュー曲「ROSE」のミュージックビデオは公開と同時に大きな話題となり、オリコン週間ストリーミングランキングでは初登場1位を獲得。6月には新曲を発表するなど、その活動は目覚ましいものがあります。

大学生にアンケートを実施したところ、HANAに投票した多くの学生が挙げた理由は、「オーディション番組での注目を集めた」「歌・ダンス・ラップといったスキルが高い」「プロデューサーがちゃんみなだから」と言ったものでした。このように、オーディション番組から新たなスターが生まれるという流れは、今もなお強力であることが分かります。

大学生はどのようにアーティストを見つける？

大学生が次世代のアーティストを発見する場所はどこでしょうか？アンケート結果では、「YouTube」が最も多く利用されており、次いで「TikTok」が続くという結果が得られました。この傾向は、以前の調査でも同様の結果が見られ、SNSがアーティスト発見の主要な手段であることが確かめられています。

さらに「テレビ」や「オーディション番組」、さらには「知り合いからの紹介」も挙げられ、大学生のアーティスト発見経路には多様性があります。また、音楽サブスクリプションサービスを通じて偶然アーティストを知るケースも増えており、サブスク経由の発見も無視できない要因となっています。

大学生が注目する音楽ジャンルは？

アーティスト名だけでなく、音楽ジャンルに関する知見も興味深い調査が行われました。現在、大学生の間で人気の音楽ジャンルは「ポップ」（43％）と「アイドル」（39％）で、これらのジャンルが他を圧倒しています。この背景には、SNSや音楽配信サービスの普及、そして「推し活文化」の浸透が大きな影響を与えていると考えられます。

また「ロック」「アニソン」「ヒップホップ」といったジャンルも支持を集めており、多様な音楽嗜好が見て取れます。このことは、大学生が自分の好きなジャンルを自由に楽しむ一方で、流行に敏感に反応していることを示しています。

まとめ

今回の調査を通じて、大学生たちのリアルな音楽トレンドが明らかになりました。Z世代を正しく理解するためには、彼らの声を直接聞くことが欠かせないでしょう。サークルアップでは、リアルな本音を探求し、今後もZ世代の動向を追っていく予定です。調査結果の一部は、興味のある企業に提供されているため、ぜひお問い合わせを検討してください。

【調査概要】