多様なキャリアとカルチャーの魅力を発見する「日暮里ゼミナール」
「日暮里ゼミナール」は、さまざまなバックグラウンドを持つゲストを招いて、キャリアと文化についての学びを提供するラジオ番組です。株式会社ラムによるこのプロジェクトは、参加メンバーが自分のやりたいことを追求しつつ、リスナーとともに成長していく場を提供します。今回は、編集者の小澤匡行さんをゲストに迎え、第25弾の配信が行われました。
小澤匡行さんのキャリアの軌跡
小澤匡行さんは、大学時代に1年間アメリカへ語学留学し、留学中にファッションや音楽のアイテムを仕入れて日本で販売する活動を始めました。当時、情報インフラが整っていなかったため、ストリート誌『BOON』を参考に、スニーカーの価格設定を行ったことが、彼のキャリアの転機だったと言います。それがきっかけで、雑誌に掲載する商品を選ぶ人に興味を持ち、帰国後にはエディトリアルデザイナーを目指して専門学校に通います。
その後、運命的に『BOON』の求人を見つけ応募したことが、小澤さんのファッションライターとしての第一歩となりました。しかし当初は厳しい待遇が続き、成果報酬制の下で仕事がなかなか認められない日々が続きました。その中でも、スナップ撮影の声をかけられた際、「ライター」と名乗ったことで、他誌でもライター活動が広がり始めました。これをきっかけに、彼の才能は開花し、瞬く間に業界での地位を確立していきました。
LAMMの理念と小澤さんの活動
現在、小澤さんは2008年に休刊となった『BOON』編集部での経験を糧に、フリーランスとして活動し続けています。特に注目されるのは、彼が設立した会社「MANUSKRIPT」の存在です。この会社を通じて、彼はファッションに関するコンテンツを生み出しており、ライフワークとしての「ものづくり」を標榜しています。最近では、ECサイトでファッション小物の販売も開始し、今後の展開が期待されています。
ラジオ配信の詳細と今後の展望
小澤さんがゲストとなる「日暮里ゼミナール」の前編は2025年6月13日から各種Podcastで配信中です。また、後編は6月27日に配信予定で、彼のこれまでの道のりや、今後のビジョンについて深く掘り下げる内容が予定されています。
この番組では、様々なゲストの体験談や意見を通じて、リスナーも自身のキャリアや文化に対する視点を広げていける機会が提供されています。「日暮里ゼミナール」の配信は、特に多様な視点からの学びに興味がある方には必聴の内容です。
是非お聴き逃しなく、公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください。これからも「日暮里ゼミナール」に注目し、文化とキャリアの理解を深めていきましょう!