人気の番組「友近・礼二の妄想トレイン」では、鉄道や旅を愛する芸能人たちが、様々なロケ地を訪ねながらその魅力を堪能する様子が放送されています。6月10日(火)の放送では、フリーアナウンサーの南美希子が出演し、群馬県の上信電鉄を舞台にした伊香保温泉への旅に挑みました。南は自らを「顔鉄」というほど、列車に対する愛情が深く、道中では特にイケメン車両やちょっとした出会いに心を奪われていたようです。
旅のスタート地点は高崎駅。南は「その前に見たいものがある」といい、いきなり線路沿いを歩き始めました。その姿に、さすがの鉄道ファンであることがうかがえます。歴史が詰まった上信電鉄の旅を待ちきれず、早速彼女のイケメンセンサーが反応した模様。その後、南は“上州のシーラカンス”とも称されるレトロな車両に出会い、その歴史に心を寄せていました。
続く旅では、南は富岡製糸場を訪れ、世界文化遺産としての価値を感じ取りました。当時の女性従業員の生活に思いを馳せながら、保存状態が非常に良い建物を見つめ、「150年たってもまったく朽ちていない」と感慨にふける場面もありました。彼女が体験する旅はただのレジャーではなく、歴史に触れ、文化を学ぶ深いものでした。
ランチタイムには、地元名物の下仁田ネギを使ったすき焼きを楽しむ店へ向かいます。「ちょっと変わったスタイルのすき焼き」として、珍しい料理が登場し、イケメンの店員に対するチェックも怠らない南。この鉄道旅では、ただの鉄道の魅力ばかりでなく、美味しい料理や素敵な出会いも大いに楽しむことができました。
さらに横川では、「碓氷峠鉄道文化むら」に立ち寄り、数多くの電気機関車が静かに保存されている施設を訪れます。礼二はその激レアな体験を目の当たりにし、感心しきり。南はかつて担当していた昭和の鉄道番組への思い出も語り、礼二はその内容に目を輝かせていました。「今もやったらええのに」とつぶやきながら、その鉄道の魅力を再確認する様子が印象的でした。
最終目的地である伊香保温泉に到着すると、南は360段の石段を上がり、息を切らしながらもその美しい温泉に到着。彼女のストイックな姿勢には、見るものすべてが心を打たれました。また、友近に対抗しようと美背中を披露するシーンもあり、思わず視聴者を笑顔にするエピソードとなりました。
このように「友近・礼二の妄想トレイン」は、鉄道の魅力を余すところなく伝えるだけでなく、観る者すべてにとって真似したくなるような旅のスタイルを提案しています。鉄道好きだけでなく、旅行が好きな方にもぴったりの内容が詰まった番組です。毎週火曜の夜9時に放送されるこの番組は、観ることで新たな旅の楽しみ方を発見できること間違いなしです。