ARグラスで購買体験
2025-06-02 09:44:18

ARグラスを使った新たな購買体験の実証実験が始まる

ARグラスを活用した新たな購買体験の実証実験が開始



2025年6月2日より、三井住友フィナンシャルグループ、Cellid株式会社、そして株式会社セブン-イレブン・ジャパンの共催で、ARグラスを活用した購買体験の実証実験が始まります。この取り組みは、日常のショッピングをどのように変革できるのかを探る重要な一歩となります。

実証実験の概要


実証実験は、三井住友銀行の東館内に設置されたセブン-イレブンの店舗にて行われます。この店舗では、従業員がCellidが独自に開発したメガネタイプのARグラスを使用し、新しい購買体験を体験することが期待されています。

ARグラスを通じて提供される主な機能には、顧客の「本人確認」はもちろん、「商品認識」や「商品決済」といった基本的な機能に加え、ARの特性を活かした「商品レコメンド表示」や「商品陳列棚案内」などの先進的な機能があります。これにより、実際の商品の近くにいるときに、適切な情報をタイムリーに受け取ることができ、より円滑な購買行動につなげる狙いがあります。

実証実験実施の背景


この実証実験は、SMBCグループがARグラスを新たな顧客インターフェースとして注目していることに起因しています。特に、従来のスマートフォンの役割をARグラスにシフトすることで、顧客とのやり取りをより直感的でシームレスなものにする可能性があると考えられています。2023年11月からはCellidとの協力により、ARグラスを利用した次世代サービスの可能性についても検討が進められました。

実験を通じて、AR技術の特性を活かした新たなサービスの実用性や効果を確認し、さらに深堀りした研究を行う予定です。ARグラスはリアルな世界にデジタル情報を重ねることで、ユーザーにとって直感的に理解できる情報を提示し、買い物がより楽しく、便利なものへと変わるかもしれません。

今後の展望


SMBCグループは、ARグラスの導入を進める中で、多様なビジネスパートナーとの連携を強化し、新たなビジネスの可能性を探求していく計画を立てています。実証実験から得られたデータやフィードバックを基に、ARグラスを活用した協業案の具体化や、広範な分野での応用を模索する方向が示されています。

最終的には、これまでにない新たな価値を共創し、社会におけるイノベーション実現に寄与することが目指されています。こうした先進的な取り組みを通じて、日常生活がどのように変わるのか、一層の関心が寄せられること必至です。


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