新国立劇場の『くるみ割り人形』
2025-12-04 17:25:00

新国立劇場で新たに甦る『くるみ割り人形』、冬の風物詩として期待の声高まる

2025/2026シーズン 新国立劇場『くるみ割り人形』



新国立劇場にて、愛され続けたバレエ作品『くるみ割り人形』が新たな姿で舞台に登場します。今年の冬、英国の振付家ウィル・タケットが手掛けたこの新制作バージョンは、クリスマスやお正月にぴったりなファンタジーの世界を提供します。タケットは演劇と様々なジャンルを融合させた作品作りで知られており、今回の『くるみ割り人形』はその実績の一つとなります。

『くるみ割り人形』の魅力



1. 冬の特別なひととき
『くるみ割り人形』は、クリスマス・イブに少女クララが夢の世界を旅する物語です。公演期間中は劇場ロビーがホリデーシーズンの雰囲気に染まり、大きなクリスマスツリーが皆様をお出迎えします。この神秘的な演出が、観客にとって特別な体験を演出します。

2. 親しみやすい音楽
ピョートル・チャイコフスキーの美しい楽曲がおりなす音楽も、大きな魅力の一部です。特に第2幕のディヴェルティスマンは、多くの人に親しまれている名曲が豊富に含まれており、聴衆を魅了します。メロディはどこか懐かしさを感じさせ、観客は自然に口ずさんでしまうことでしょう。

3. 斬新な新制作
今シーズンの最大の見どころは、タケットによる振付とコリン・リッチモンドの衣装デザインが詰まった新たな表現です。特に第2幕のお菓子の国では、従来の文化的な作品とは一線を画し、スイーツたちによるキュートなダンスが展開される予定です。製作陣の創造力がどのように表現されるのか、観客の期待が高まります。

物語の舞台



クリスマス・イブ、シュタールバウム家では毎年恒例のクリスマスパーティーが待ち望まれています。そこでは、名付け親のドロッセルマイヤーが用意したプレゼントやマジックが披露され、特にクララへのくるみ割り人形のサプライズが物語のキーとなります。
夜が更け、幻想的な冒険が始まります。ドロッセルマイヤーの魔法によって、クララは夢の中のスイートな世界に導かれ、様々な儀式が展開されます。

『くるみ割り人形』は、冬の到来を告げるかのような華やかな演出に加え、各世代の観客に響く普遍的なテーマが魅力です。

今シーズンの公演は、文化庁の支援を受け、4歳以上の子供1,000名が無料で観劇できる機会が設けられています。特別なひとときを過ごせるこの機会をぜひ逃さないでください。

公演日程



  • - 開演日:2025年12月19日(金)19:00 〜 2026年1月4日(日)
  • - 会場:新国立劇場 オペラパレス
  • - チケット料金:
- S席:15,950円
- A席:13,750円
- B席:10,450円
- C席:8,250円
- D席:6,050円
- Z席:1,650円

さらに、初観劇の方にも配慮した休憩を含む約2時間15分の公演時間が設定されており、物語にスムーズに入り込むことができます。

新しい『くるみ割り人形』がどのような魔法を見せてくれるのか。ホリデーシーズンのひとときに、美しい音楽と感動のダンスをぜひお楽しみください。


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