福岡県のバスケットボールチーム、B2福岡が2025年照葉での初勝利を収めました。特に注目されたのは、ユース育成特別枠で登録された#15栁本富美也選手の出場です。彼はBリーグ史上最年少での出場記録を打ち立て、観客の心を掴みました。
試合は福岡が圧倒的な強さで福島を81対51という大差で下したことから始まりました。第1クォーターでは#7西川選手の3ポイントシュートが決まり、続いて#1中村選手がドライブを決めるなど、福岡がリードを奪いました。福島は立て直しを図ろうと選手交代を行ったものの、福岡の激しいディフェンスに苦しみ、ターンオーバーが続出。福岡は第1クォーターで26対9と大きなリードを築きました。
第2クォーターでも福岡の勢いは止まらず、#8スミス選手や#25バーレル選手の活躍でさらにリードを広げ、前半が終了した時点で45対16と圧倒。後半が始まると、福島は#5ホプキンス選手の活躍によってインサイドプレーと3ポイントシュートで徐々に得点を重ねるものの、福岡の攻撃はバランスが取れており、重要な場面でスミス、バーレルの得点が続き、対抗することができませんでした。
試合の終盤、福岡の浜口HCは「このゲームは選手たちの気持ちが入ったプレーができた」と振り返り、特にディフェンスの改善が勝因であると強調しました。ディフェンスの強化が福島攻撃陣を15回のターンオーバーに追い込んだことに満足しており、マンツーマンディフェンスの強さを発揮したと語っています。
試合終了後、特別枠で出場した#15栗本選手は、「このような環境でプレーできて感謝しています。緊張感を持って試合に臨むことで、次への成長につなげていきたい」と意気込みを語り、オールラウンダーとしての成長を目指すとコメントしました。今回の出場によって、「これからももっと高みを目指して頑張ります」と宣言し、未来が期待される選手であることを確信させました。
合計で出場した5選手全員が二桁得点を記録し、福島相手に51点に抑えるディフェンスを維持。試合のクライマックスでは、栗本選手がシュートを放つ場面もあり会場は盛り上がりました。迫力あるプレーの中で、新たな歴史が生まれ、福岡のチームは明るい未来を感じることができました。この試合は、単なる勝利ではなく、若手選手に未来への希望を抱かせる重要な一戦となりました。これからの福岡バスケットボールの道のりに、栗本選手が加わったことは、クラブにとって大きな財産と言えるでしょう。
皆さんも、福岡バスケットボールのさらなる進化を見逃さないでください!