伝統職人の技が生きる、未来を見据えたシーシャマウスピースの誕生
若者の間で静かなブームを呼んでいるシーシャ(水たばこ)カルチャー。日本では特に「Z世代」や外国人に人気があり、今や都心部に1100以上のシーシャカフェやバーが登場しています。このシーシャ文化の波に乗って、株式会社e-moerが革新的なシーシャ用マウスピースを発表しました。
e-moerと東京銀器のコラボ
e-moerが運営するブランド「JOEKR」は、東京銀器の職人である上川宗光とのコラボレーションにより、シルバー製とアルミニウム製の2種類からなるシーシャ用マウスピースを発売します。2025年6月に発売予定で、特に彼らは「自分だけのマウスピースが欲しい」というニーズにこたえるため、六本木の高級シーシャバー「DENSE」で受注販売会も行います。
シーシャカルチャーの急成長
シーシャタバコ市場は2023年に約3,410億円、2030年には約4,495億円に達すると予測されています。特に新型コロナウイルス感染症の影響で、個人のマウスピースを持つ文化が浸透してきています。多くの人々が衛生面に配慮するようになり、共有から自分専用のマウスピースを持つスタイルへと移行しています。
シーシャが提供するリラックスした空間は、国籍や言語を越えた人々が集まるコミュニティの場ともなっています。e-moerはこの新しいスタイルにいち早く目を向け、伝統工芸の独自の美しさと現代のライフスタイルを融合することで、この文化を国内外に広めていく考えです。
新しいライフスタイルの提案
e-moerでは、シーシャ用マウスピースを単なる消耗品としてではなく、自分らしさを表現できるライフスタイルアイテムとして位置づけています。6月13日・14日には実物を体験できる受注販売会を行います。設計から製作までの工程も工夫されており、手間をかけて作られた製品の質感やデザイン美を体感できます。
シーシャ用マウスピースのラインナップ
1.
月光 99.9 (68,000円)
- 素材: シルバー999(純銀)
- サイズ: 全長7.0cm、全幅1.3cm
- 特徴: シーシャのフレーバーをダイレクトに感じるデザイン。
2.
星屑 (55,000円)
- 素材: シルバー925
- サイズ: 全長5.0cm、全幅1.3cm
- 特徴: ネックレスとしても使用可能。
3.
Lustrous Cut (19,800円)
- 素材: アルミニウム
- サイズ: 全長6.8cm、全幅1.2cm
- 特徴: 軽量で携帯しやすい、複数の色展開。
また、シーシャBar「DENSE」のオリジナルマウスピースも特別に登場。こちらは55,000円で販売され、上質なマットブラック加工が施されています。
オーダーメイドにも対応
e-moerではオーダーメイドのマウスピース製作も可能で、スケッチ段階から職人との共同作業により完全にオリジナルな一品を手に入れることができます。製作にはデザイン提案から最終仕上げまでの工程が含まれ、利用者の個性を反映した道具を提供します。
国際展開のビジョン
e-moerは国内での展開に留まらず、2025年までに100店舗への卸販売を目指しています。また、東南アジアや中東市場での展開も視野に入れ、「日本発・伝統工芸×シーシャカルチャー」の新たな価値の輸出を進めていく方針です。国際的な市場での需要が高まるにつれ、新たなコミュニケーションの手段を現代のライフスタイルに届けることを目指しています。
竹のスポーツや他の分野と同様、シーシャ文化は今後も進化を続けるでしょう。e-moerはその先駆けとして、より多くの人々に手に取って使ってもらえる製品を展開していきます。自分だけのマウスピースを探している方にとって、この機会はまさに“マイマウスピース”を手に入れるチャンスです。