ウィンブルドンテニス車いす部門で挑む小田凱人と上地結衣
7月7日(火)より始まる「ウィンブルドンテニス」。今回が今季3つ目のグランドスラムで、特に注目されているのが車いす部門です。WOWOWは事前に、小田凱人選手と上地結衣選手にインタビューを行いました。それぞれの選手が、この特別な舞台に向けた意気込みや考え方を語りました。
小田凱人選手の挑戦
昨年の大会で優勝を遂げた小田選手は、連覇を目指しています。彼にとってウィンブルドンは、クレーやハードコートとは違い、特に攻撃的なプレースタイルが求められる難しい大会です。
「攻めの姿勢が重要です。特に芝コートでは、守るより攻撃的に出る方が安定します」と話す小田選手は、相手のコートを広く使う戦略が鍵だと語ります。彼はまた、トップ選手としてのプレッシャーについても触れ、「追われる立場という感覚はあまりない。自分自身が何かに挑戦しているから、気持ちは常にマイペースで」と冷静さを保つ秘訣を教えてくれました。
年間グランドスラムへの道を目指す小田選手は、「テニスを通じて車いすテニスの価値をもっと多くの人に知ってもらいたい」と願っています。そこには、自身の成績だけでなく、車いすテニスが持つ可能性を広めていきたいという強い意志が見て取れます。ウィンブルドン特有の緊張感についても、「毎回入るコートでは、特別な感覚があります」と語り、ウィンブルドンという舞台への敬意を表しています。
上地結衣選手の意気込み
一方、昨年準優勝を果たした上地選手は、「この大会で優勝することで生涯グランドスラムを達成したい」と強い思いを抱えています。彼女は日々のプレーにおいて、勝ちたい気持ちと平常心のバランスを取ることが難しいと語り、精神面での成長の重要性を強調しました。「私にはたくさんの挑戦がある。勝ちたいと思いながらも、お客様の前で平常心を保ちたい」と、内面的な成長にも注力していることが伺えました。
芝コートでのプレースタイルについても、「1球の重みを感じながら、攻撃的に展開していく意識を持っています」と意気込みを見せる上地選手。昨年の決勝では、相手に主導権を握られてしまった反省を活かし、今年は自身のプレースタイルを更に進化させていくことを決意しています。
「国枝選手や小田選手の成功に続きたい」と話す上地選手。彼女は、他の選手とのレベルアップも感じており、「特にアジア勢の活躍が見られる現在、私たちが共に戦える時代にいることは素晴らしいです」とし、戦友とも言える他選手との関係も大切にしています。
WOWOWの生中継
「ウィンブルドンテニス」は、6月29日から7月13日まで、WOWOWで連日生中継されます。車いす部門での小田選手、上地選手の姿に注目が集まります。番組の詳細や放送情報については、公式サイトやSNSをチェックしてみてください。
ウィンブルドンの舞台で、彼らがどのような演技を見せるのか、これからの展開が楽しみです!