Z世代のセルフケア
2025-08-08 12:21:13

Z世代の「ととのう」意識とセルフケアの新しい形とは

Z世代の「ととのう」意識とセルフケアの新しい形とは



最近、Z世代やY世代の間で注目を集めている「ととのう」というセルフケアの習慣。この言葉は、元々サウナブームに乗って広まりましたが、今やさまざまな方法で多くの人に実践されています。『僕と私と株式会社』が実施した全国調査によれば、Z世代の約33%とY世代の約36%が日常的に「ととのうこと」を意識しているそうです。この実態について詳しく見ていきましょう。

Z世代の「ととのう」習慣



調査によると、Z世代の約9.8%が「ほぼ毎日」意識しており、週に数回は28.6%に達します。この数字は、X世代の18.8%よりも高く、Z世代が「ととのう」ことを習慣化していることが分かります。

特に金曜日の夜に「ひとりでととのう時間」を大切にしたいと考えているZ世代は65.8%と、高い意識を持っています。このことからも、Z世代が自分の時間を大切にし、リフレッシュを求めていることが伺えます。

ネガティブからポジティブへ



Z世代が「ととのいたい」と思うタイミングには、疲れた時やモヤモヤした時、さらにはイヤなことがあった時など、ネガティブな状況からポジティブな状態に戻すための意識が働いているようです。インタビューでも、「社会人になって落ち着く時間が減ったから、自分のための時間が必要」との声が聞かれ、リフレッシュのニーズが高まっていることが分かります。

SNSが影響する「ととのう」行動



また、「ととのいたい」と思うきっかけとして、「不調や疲れ」に次いで「SNSの影響」が上位に入ることが特徴的です。多くのZ世代がYouTubeでのセルフケアの動画を見て、その重要性を認識し、実践しています。

「憧れの存在としてセルフケアをしている人を見て、自分もやりたいと思うようになった」といったコメントもあり、SNSがZ世代のセルフケア行動に大きな影響を与えています。これは、感情面でも身体面でも「ととのう」ことが求められている証拠とも言えるでしょう。

多様な「ととのう」方法



ととのいたいときに行う行動としては、映像鑑賞や音楽を聴くことが上位に入ります。意外にも、サウナそのものは4位に留まり、様々な方法で自分を「整える」ことにこだわる傾向が見られます。これにより、Z世代が「ととのう」を身体的だけでなく、感情的な面からも捉えていることが分かります。

未来の「ととのう」体験への期待



興味深いことに、Z世代は今後挑戦したい「ととのい方」として、筋トレやストレッチが挙がっています。SNSで盛り上がる宅トレや、推しのインフルエンサーが実践するトレーニング動画を参考にしたいと考える人が多く、これからの「ととのう」概念がますます広がっていくことが期待されます。

まとめ



Z世代の「ととのう」意識は、日常生活において単なる流行りではなく、自分自身を大切にするための重要な行動として根付いていると言えます。ネガティブからポジティブへの変化を求め、SNSなどから新しいセルフケアの手段を見出す彼らのリアルな姿は、これからの時代のライフスタイルを象徴するものかもしれません。


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