博多座アート展
2025-12-11 18:28:28

ONE FUKUOKA BLDG. 新春企画 博多座 二月花形歌舞伎 アートギャラリー展

新春の特別企画、博多座×ワンビルの饗宴



西日本鉄道が運営する「ONE FUKUOKA BLDG.」では、2025年12月27日から2026年1月18日までの期間、「博多座 二月花形歌舞伎『あらしのよるに』アートギャラリー展」を開催します。これは、人気絵本を原作とした歌舞伎の衣装展示や原画の展示がメインの特別な企画です。

魅力溢れる衣装がグランドロビーを彩る



2月に博多座で上演される歌舞伎『あらしのよるに』は、きむらゆういち氏の累計380万部を誇る大ベストセラー絵本を元にした作品で、2018年以来の再演ということでファンの期待が高まっています。開幕に先駆け、ワンビル1Fのグランドロビーには、コスチューム・アーティストのひびのこづえ氏がデザインした独創的な衣装が展示されます。これにより、歌舞伎の華やかさと伝統美を感じることができる貴重な体験となるでしょう。

また、同階のROOM ONEでは、絵本のイラストを担当したあべ弘士氏による原画も展示され、観覧者は「生」の作品からもたらされる迫力を体感できます。この展示は、通常とは異なる視点で歌舞伎や絵本の楽しみ方を提供します。

衣装展示のデザイン哲学



ひびのこづえ氏が手掛けた衣装は、歌舞伎の伝統を生かしつつも、狼の荒々しさや動きを強調したものです。特に、主演のオオカミ・がぶの衣装は立体感を持たせることで、彼の活力が感じられるよう工夫されています。また、山羊のめいの衣装は、ふんわりとしたデザインが特徴で、可愛らしい印象を与えています。どちらの衣装にも、険しい山並みが描かれており、二つの世界観をつなぐ役割を担っています。

連動企画も見逃せない



さらに、福岡天神の蔦屋書店では、同様のコンセプトでコラボレーション企画を実施。原画絵本シリーズや関連書籍のPOPUPコーナーが設けられます。2月にはきむらゆういち氏によるサイン会も予定され、ファン垂涎の内容です。ワンビルのアート展示を楽しんだ後は、蔦屋書店で関連イベントを体験することで、さらに深い理解を得られるでしょう。

物語の魅力



絵本『あらしのよるに』の物語は、嵐の夜に出会ったオオカミ・がぶとヤギ・めいの名も知れぬ友達の絆を描いています。本来は敵である二者が、種族の壁を乗り越え、真の友情に向き合う姿は、多くの人々の共感を呼び起こしました。この作品は、2003年にテレビアニメ、2005年に映画化されるなど、世代を超えて愛され続けています。

イベント詳細



このアートギャラリー展は、2025年12月27日から2026年1月18日まで開催され、場所は1FのグランドロビーやROOM ONEです。春の歌舞伎公演の前に、ぜひアートとともに過ごす特別な時間を体験してみましょう。終演後には、公式サイトで今後の詳細も発表される予定ですので、お見逃しなく。

※年末年始は営業時間が変わることがありますので、公式サイトを確認してから訪問することをお勧めいたします。


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