新たなステージを迎えたシンガー baneがEP『CONTRAST』を発表
シンガー・ソングライター baneが、3月19日に新しいEP『CONTRAST』をリリースしました。この作品は2020年から本格的に活動を開始し、R&Bをルーツに持ち、力強く艶のある歌声で多くのリスナーを魅了してきた彼女の新たな挑戦です。そして、今回はセルフプロデュース体制での第一歩として、このEPを完成させました。
進化する音楽スタイル
baneは、オルタナティヴR&Bなサウンドを展開し、リスナーに新鮮な音楽体験を提供しています。彼女は、Rikuto Nagira(lo-key design、shosha)とのコラボレーションで生まれた「UmU」を皮切りに、FKDやgrooveman Spot、人気プロデューサーのShin Sakiuraとも共演し、これまでに多くの楽曲を発表してきました。今回のEP『CONTRAST』では、既存の曲に加えて、A.G.Oが手がける新曲「CONTRAST」が収録されています。
心の声を伝える楽曲たち
最新の表題曲「CONTRAST」は、自分自身を見つめ直す時間の重要性をリスナーに伝えます。疾走感のあるビートに乗せて、自分と向き合うことに疲れる瞬間や悩んでいる瞬間にも、心身を解放する時間が必要であるというメッセージが込められています。「昨日までのステップも愛して光と影はいつだってとなりあわせ」という歌詞には、思索に浸り過ぎてしまった時の、自由で開放的な気持ちを表現しています。
EP全体には、ありのままでいることの難しさ、人生の不均衡さに対する思いや、自らの価値観から解放されることについての考えが描かれています。特に「CONTRAST」は、内面の光と影との共存が生きる上でのヒントになると強調されており、影は光があってこそ存在します。この楽曲は、baneの哲学を象徴する内容となっています。
アートワークが語る想い
EP『CONTRAST』のアートワークも注目です。フォトグラファーKippeiが手がけたこの作品は、bane自身の目が印象的で、光と影のコントラストを感じさせる一枚です。この写真を通じて、彼女の伝えたい想いや表現したい世界が感じ取れるでしょう。ファンは、その視覚的な体験を通じて、音楽と深い感情のつながりを見出すことができます。
ワンマンライブの開催
さらに、4月19日には、EPのリリースを記念したワンマンライブが開催される予定です。liveは、「Common」という六本木のカフェで行われます。ここは、DJによる音楽が流れる空間も特徴で、baneのライブとKippeiのフォトエキシビションが融合することで新しい体験が生まれます。
客演にはShin Sakiuraが登場し、DJ陣にはFKDやCHEBB、Shun Izutani(Re.)など多彩なメンバーが揃う豪華なラインナップ。彼女のさらなる活動に注目が集まる中、新たな可能性を感じるイベントとなることでしょう。
このEP『CONTRAST』は、聴き手に新たな価値観と感情、さらには音楽の楽しみ方を提案しています。リリースとライブの両方に、是非、触れてみてください。