新たな体験価値を探る音楽ワークショップ
2025年8月24日(日)、静岡県浜松市の春華堂浜北工場内にあるcacao lab.で、音楽とお菓子の体験を融合させたユニークなワークショップが開催される。この取り組みは、ヤマハ株式会社と菓子メーカーの春華堂が共同で行うもので、お菓子の楽しさと音楽の魅力を同時に味わうことができる。
春華堂とヤマハのコラボ
春華堂は日本全国に知られる銘菓「うなぎパイ」を製造する企業であり、138年の歴史を持つ。春華堂は、「温故知新」の理念の下で、伝統的な技術を大切にしつつ、新しい挑戦を続けている。今回のプロジェクトは、その理念を基にしており、音楽文化と菓子文化の交差点で新たな表現を生み出すことを目指している。
そしてヤマハは、音楽を楽しむための様々な技術開発に取り組んできた会社であり、音楽が持つ力を人々に伝え、音楽を「いつでも・どこでも・だれとでも」楽しめる世界を実現しようと努力している。
ワークショップの内容
今回のワークショップでは、参加者がオカリナモナカと呼ばれる「演奏できるお菓子」を作る体験ができる。オカリナモナカは、ヤマハの精密な楽器設計技術と春華堂の製菓技術が融合して生まれたものだ。このオカリナ形状の最中は、穴の位置や形状を工夫することで、実際に音楽を奏でることができる特別なお菓子だ。
ワークショップは、親子での参加が可能で、まずはオカリナモナカの制作から始まる。その後、制作したモナカを用いて合奏を行い、さらにbean to barチョコレートの製作や講義も予定されている。これにより、参加者は食べ物としての魅力にとどまらず、音楽としての楽しさも体感することができる。
実施概要
このワークショップは、2025年8月24日の日曜日に開催され、時間は10時30分から12時30分までとなっている。参加は1名あたり4,000円で、電話にて予約の受付を行っている。お問い合わせは、053-586-4567(営業時間9:00~17:00)で可能だ。
音楽と食の新たな探求
春華堂は、食の安全性や品質にこだわりを持ちながら、音楽との融合を追求する。また、このプロジェクトを通じて参加者が新しい楽しみ方を見つけられることを期待している。音楽とお菓子の新しい楽しみ方を探索するこの試みは、静岡を訪れる際にはぜひ体験したいイベントと言えるだろう。
公式HPリンク: ヤマハ リサーチ
春華堂の公式HP: 春華堂
音楽の楽しみ方に新たな視点を加えるこの取組が、地域にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開にも注目が集まる。