桂佐ん吉と笑福亭鉄瓶がダブル受賞！喜楽館AWARDの舞台裏

桂佐ん吉と笑福亭鉄瓶が史上初のダブル受賞！

最近、上方落語界にて大きなニュースが飛び込んできました。桂佐ん吉と笑福亭鉄瓶が「喜楽館AWARD2025」でのW受賞を果たし、さらに続いて「第20回繁昌亭大賞」でも同時受賞するという快挙を達成したのです。これは上方落語界において史上初の出来事であり、彼らの功績がどれほどのものであるかを物語っています。

受賞の瞬間

12月7日、神戸新開地の喜楽館で行われた「喜楽館AWARD2025」の決勝において、桂佐ん吉が3代目王者の座を獲得しました。その興奮が冷めやらぬ中、2人が収録したラジオ番組「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。」で心境を語る場面がありました。鉄瓶は「発表の瞬間に『やったー！』って叫ぼうと思ってたけど、やっぱりちょっと妬みが…」と率直な感情を吐露し、佐ん吉の受賞をどう思ったのかを明かしました。

ライバル心と友情

鉄瓶は、長年の友人に対する複雑な思いを語りつつ、佐ん吉の舞台に立つ姿勢を称賛しました。「彼の熱量には脱帽です。最後には寝転ぶというパフォーマンスも驚かされた」とし、佐ん吉の熱演を称えました。一方の佐ん吉も、同じく鉄瓶を評価しつつ、自分もまた鉄瓶との競争を通じて成長したことを感じていたと明かしました。彼は「これでやっとトントンな感じがした」と安堵し、互いのライバル心が今後の進化を促す要素であることを示しました。

快進撃と未来への期待

「繁昌亭大賞」は、上方落語における若手の登竜門的な賞であり、今年は特にその栄光を二人が同時に手に入れたことが特筆に値します。佐ん吉は受賞の理由を「コロコロラジオのおかげだと思ってる」と語り、自らの活動が大きな評価につながったことに感謝の意を示しました。

上ノ薗プロデューサーは、「コロコロラジオがこの受賞に少しでも貢献できたなら嬉しい」としながら、二人の今後の進化を期待するコメントも残しました。彼は「近い将来、最強の二人と呼ばれるようになるのを願っています」と力強く語ります。