御幸毛織が120周年を迎え新しいネイビーの魅力を提案

御幸毛織120周年の特別生地「NAVY PALETTE」

御幸毛織株式会社は、創業120周年を記念して新たにラインアップに加えた特別生地「NAVY PALETTE」を発表しました。この企画は、ビジネススーツのスタンダードであるネイビーをテーマにしており、全12色の豊富なカラーバリエーションを取り揃えています。これにより、ユーザーは自分にぴったりのネイビーを見つけることができるようになっています。

シーズンごとの新しい需要に応える

近年、地球温暖化の影響で季節に応じた生地の需要が変化しています。特に春夏シーズンでは、軽やかで通気性の高い生地が求められるようになっています。それに応じて、御幸毛織では清涼感と快適性を兼ね備えた新しい素材の開発に取り組みました。120周年という節目に、「NAVY PALETTE」を発表した背景には、従来の人気色であるネイビーの魅力をより引き立てたかったという思いがあります。

和色をテーマにしたカラーバリエーション

「NAVY PALETTE」は単なる色の展開にとどまりません。2025年度のテーマが「詫寂」であることから、それぞれの色には日本の伝統色を反映したネーミングが施されています。例えば「勝紺」は、深い藍色であり、武士たちが好んだ色として知られています。このように、色の背後に込められた意味や背景を感じることで、ただの色以上の深みを楽しむことができます。

上質な素材で提案する新たなスタイル

生地には、縦糸にスーパー130'sウールを使用し、横糸にはキッドモヘアをブレンドしています。これにより、柔らかい触感とともにハリ感を兼ね備え、洗練された仕立て映えを実現しています。このコレクションは春夏用としてスタートしましたが、秋冬用素材も展開される予定で、一年を通じて楽しむことができます。

消費者の期待に応える展開

この「NAVY PALETTE」が表現するのは、オーダースーツならではの選ぶ楽しみです。企画チームの願いは、消費者や販売員の方々に心から「楽しんでもらいたい」というものです。案内された12色は、微妙に異なる色合いで構成されており、それぞれに個性と深みがあります。これによって、満足感のある選択が可能になっているのです。