日本のアニメファンにとって、1986年に放送された『宇宙船サジタリウス』は特別な存在です。本作の原作漫画『ALTRI MONDI』(アンドレア・ロモリ作)が、日本初の電子書籍として刊行されることが発表され、注目を集めています。このプロジェクトは「サジタリウス・ログブック・プロジェクト」と命名され、宇宙船「サジタリウス号」の冒険の記録を次世代に伝えることを目指しています。
『ALTRI MONDI』は1986~87年に放送されたアニメの原点であり、SF宇宙アドベンチャーの魅力を色濃く反映しています。しかし、この作品は単なるアニメの原作に留まりません。ロモリ氏は現在も物語を描き続けており、2046年を見据えた作品として進行中です。日本ではこれまで一度も出版されていなかったこのシリーズを、新しいフォーマットでファンに届けることが本プロジェクトの目的です。
この「ログブック」とは、宇宙船が航海の際に記録する公式の航海日誌を指し、サジタリウス号の冒険を記録・保存し、次世代へ手渡すための試みでもあります。プロジェクトでは、複数のシリーズ作品を日本語で楽しむことができるようになります。
『ALTRI MONDI』シリーズには、1979年の『Fuga su Issar』や、2022年の『kthalon Porta Inferi』など、多様な作品が含まれています。これらは全てアンドレア・ロモリ氏によって描かれ、様々なストーリーの展開を楽しむことができます。特に、ファンの間で親しまれてきたキャラクターたち、トッピー、ジラフ、ラナなどがどのように冒険を繰り広げるのか、期待が高まります。
ロモリ氏は、制作活動の他にもイラストやキャラクターデザインを手掛け、キャラクターたちの独自の魅力を引き出しています。代表作である『宇宙船サジタリウス』のキャラクターたちは、彼が子供のころに愛用していたぬいぐるみをモチーフにしているといいます。
プロジェクトの発表に続き、バーボンコミック(代表:齊藤信久)は、予定される刊行時期や新たな情報を随時発表するとしています。ファンにとって待望の瞬間が近づいています。これは単なる作品の電子化ではなく、懐かしの冒険を次世代に伝えるための重要なステップとなるでしょう。
また、アニメ『宇宙船サジタリウス』自体は、1986年から1987年にかけて放送され、全77話が展開されました。未来の宇宙時代を背景に、駆け出しのパイロットたちが繰り広げる冒険は、今なお多くのファンに愛されています。公式YouTubeチャンネルでは現在も無料で作品が視聴できるため、初めての方もこの機会にぜひチェックしてみてください。
このように、アニメ『宇宙船サジタリウス』の原作漫画『ALTRI MONDI』の電子書籍化は、ファンに新たな感動を提供するものであり、今後の展開にも目が離せません。アンドレア・ロモリ氏の魅力溢れる創作活動と共に、これからの作品に期待が高まります。