デノンが新たに発表したAVC-X2850H
デノンは、2025年9月中旬に新型の7.2ch AVサラウンドアンプ、AVC-X2850Hを発売予定です。この製品は、プレミアムオーディオブランドとしてのデノンの技術力を体現したもので、音質と機能が進化しています。
音質の新たなる境地
AVC-X2850Hは、FM/AMラジオチューナーを搭載せず、チューナーによる不要なノイズを排除。これにより、クリアで高品質なオーディオ体験が可能になります。さらに、HDMI端子から取り込むデジタルオーディオ信号に対してジッターリダクション機能を搭載。これにより、D/A変換の精度向上が実現し、原音に忠実かつ豊かなディテールを伴うサウンドを楽しめます。
新機能の充実
新たに追加された「チャンネル・レベル・モニタリング機能」では、テレビ画面に各スピーカーの音量をリアルタイムに表示します。この視覚的な表示によって、どのスピーカーから音が出ているのかが明確にわかるため、より細やかな音の調整が可能となります。
ハードウェアと機能
AVC-X2850Hの特徴は、その最大出力が185Wの7chディスクリート・パワーアンプ(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch駆動、JEITAで測定)です。Dolby AtmosやDTS:X、MPEG-4 AACにも対応しており、映画や音楽、ゲームなど、さまざまなコンテンツで迫力のあるサウンドを楽しむことができます。また、シンプルかつストレートなプリアンプ設計で、ボリューム回路も充実しているため、使いやすさにも配慮されています。
高画質な映像体験
Video面でも、AVC-X2850Hは8K Ultra HDやHDR10+、eARCに対応。このアンプには3入力2出力のHDMI端子が搭載されており、最高40Gbpsのデータ転送を実現しています。最新の映像技術に対応しているため、最高の映像体験が可能です。特に、ド迫力のホログラフィックな映像表現が求められる現代において、この機能は絶対に見逃せません。
ネットワーク機能の充実
さらに、HEOSを搭載し、幅広い音楽ストリーミングサービス(Amazon Music、AWA、Deezer、Qobuz、Spotify、SoundCloud)に対応しています。ハイレゾ音源や5.6 MHz DSDにも対応し、インターネットラジオやBluetooth、AirPlay 2も利用できるため、音楽好きにはたまらない機能が満載です。
セットアップが簡単
「セットアップアシスタント」機能により、誰でも簡単に設定ができるのもAVC-X2850Hの魅力です。最新の技術を詰め込んだこのアンプは、ユーザーがスムーズに高音質な音楽環境を楽しめるよう設計されています。
デノンの歴史
デノンは2020年10月に創立110周年を迎え、日本初のレコードや蓄音器製造会社として誕生しました。常に革新的な技術を追求し、世界中から高い評価を受けてきました。2001年からはブランド名を「デンオン」から「デノン」と改め、グローバルに展開しています。
デノンのAVC-X2850Hは、音質、機能共に優れた製品であり、家庭でのエンターテイメント体験をさらに向上させることでしょう。これからのサウンド体験が待ち遠しいですね。