NMIXXが初の単独来日公演を成功させ、ファンとの絆を深める！

NMIXXが初の単独来日公演を成功させ、ファンとの絆を深める

韓国の人気ガールズグループNMIXXが、ついに日本で初となる単独来日公演「NMIXX FAN CONCERT “NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB in TOKYO”」を千葉のLaLaArena TOKYO-BAYで開催しました。この公演は、2022年11月に京セラドーム大阪で行われた「2022 MAMA AWARDS」や、昨年12月の「2024 Music Bank Global Festival in Japan」などでのパフォーマンスを経て、ファン待望の初めての単独ステージということもあり、会場には熱心なファンが詰めかけました。

公演のテーマは「化学実験」であり、グループの独自コンセプトである「ユートピアを探す冒険の旅」にも繋がっています。オープニングでは、白衣を着たメンバーたちが映し出される映像が流れ、会場は歓声に包まれました。メインステージから伸びる花道の先に現れたのは、グレーのミニスカートにクロップド丈のトップスをまとったメンバーたち。彼女たちは、さっそく「Run For Roses」を力強く披露し、続けて「Soñar (Breaker)」で見事に揃った群舞を披露し、観客の興奮を一層高めました。

メンバーは、「明けましておめでとうございます！」と日本語で挨拶し、ファンとの距離をぐっと縮めるトークコーナーも設けました。激しいパフォーマンスの後、息を整えながら話す彼女たちの姿はとても親しみやすく、ファンを喜ばせる要素の一つとなりました。さらに、ファンミーティングの一環として、ゲームコーナーも充実しており、K-POPのヒット曲のイントロを当てる「イントロドン」などで会場は盛り上がりました。

NMIXXは、曲調が大胆に変わる独自の音楽スタイル「MIXXPOP」を身にまとい、1st EPのタイトル曲「Love Me Like This (Rockver.)」を披露しました。また、童謡をミックスした「Young, Dumb, Stupid」や、デビュー曲「O.O」もファンと一緒に楽しむ形でパフォーマンスしました。

特に感情豊かなミディアムテンポの「Love Is Lonely」ではスタンドマイクを用いて、それぞれの個性溢れる歌声を響かせ、抜群の歌唱力を証明しました。「Moving On」においては、サインボールを客席に投げながら、ハグを交わしたり肩を組んだりする姿がファンの心を掴みました。

また、デビューアルバム収録の「Tank」では、エネルギーを爆発させながらのパフォーマンスで、会場全体が一体感に包まれました。公演のクライマックスには、2024年1月にリリース予定の2nd EP『Fe3O4: BREAK』のタイトル曲「DASH」を披露し、高度な振付を見事に踊りこなしました。

アンコールでは、ファンからの「日本に来てくれてありがとう」という感謝のメッセージに心打たれたメンバーは、故郷のグループRAINBOWの「Kiss」をカバー。彼女たちは日本のファンに感謝の気持ちを込めて、J-POPのカバーをしっとりと歌い上げました。ファンとの絆を深める感動的な瞬間が続く中、メンバーからの「日本での公演は特別な経験」との言葉が贈られ、会場は温かな雰囲気に包まれました。

最後に「HOME」を歌唱し、公演は幕を閉じましたが、再度同じサビを繰り返すことで、ファンとの別れを惜しむ姿も見られました。NMIXXが織り成す「化学実験」のようなステージは、日本のファンとの素晴らしいケミストリーを見せつけ、新年の幸先の良い幕開けを感じさせるものでした。この感動の公演は、ファンとNMIXXとの特別な思い出として、いつまでも心に刻まれるでしょう。