JASRAC寄付講座
2025-07-15 15:20:22

JASRACが発表!著作権に特化した寄付講座の募集を開始

「寄付講座JASRACキャンパス」の募集開始について



日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作権に関する教育や研究の充実を目的とした「寄付講座JASRACキャンパス」の2025年度の募集を、9月1日より行うことを発表しました。この取り組みは、特に大学などの教育機関が著作権に関して新たな講座を開設・運営するための財政的支援を提供するものです。

寄付講座の概要



JASRACは、選定された教育機関に対し、最大500万円の寄付金を支給し、著作権に関連する幅広い分野において講座を構築するための資金を提供します。具体的な講座の内容としては、法学、文化芸術、教育、エンターテインメント、さらには生成AIなどが含まれ、現在の社会における著作権の重要性を深めることを目指しています。

近年、SNSや生成AIの普及によって、著作権に対する正しい理解が特に重要となってきています。JASRACの取り組みは、これらの変化に対応し、著作権を尊重した文化の促進に寄与することを目的としています。

募集要項



今年度の募集期間は2025年9月1日から9月30日まで。応募対象は、大学、大学院、短期大学、専門学校、及び高等専門学校です。

寄付講座の設置件数は約5件を予定しており、各講座には年間500万円までの寄付金が支給されます。さらに、応募には以下のような条件があります:

1. 著作権教育や研究が充実し、文化芸術の尊重につながる価値創造や人材育成に寄与すること。
2. 2026年度または2027年度に開講予定であること。
3. 2年以上5年以下の期間、講座を続けられること。
4. 大学の専任教員が講座の責任者であること。
5. 複数の学部や学生が履修可能であること。

選考は、提出された書面審査を基に行われ、理事会が最終的な寄付先を決定します。この選考は2025年10月から11月に行われ、選定結果は同年12月上旬に発表される予定です。

JASRACとは



日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽著作権管理のプロフェッショナル団体として、1939年の設立以来、音楽文化の発展に寄与してきました。作詞家、作曲家、音楽出版社から管理を委託された著作権の利用を許可し、著作物使用料を著作権者に分配するなど、幅広い活動を展開しています。今回の「寄付講座JASRACキャンパス」は、著作権に関心を持つ学生や研究者にとって大きなチャンスとなります。

ぜひ多くの大学からの応募をお待ちしております。詳細はJASRACの公式ウェブサイトや募集要項をご確認ください。


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