スターダスト☆レビュー、45周年ツアー「星屑冒険王」が開幕
スターダスト☆レビューが45周年を迎え、2025年から2027年にかけてのツアー「星屑冒険王」を相模女子大学グリーンホール大ホールでスタートさせました。新たな旅の始まりを告げるこのイベントでは、4年半ぶりにリリースしたオリジナルアルバム「星屑冒険王」を引っ提げ、観客との心の絆を再確認するステージが繰り広げられました。もちろん、観客もこの瞬間を待ちわび、会場は満員の熱気に包まれました。
ライブは、ユーモアと独自の演出で知られるスターダスト☆レビューならではのスタイルを全面に押し出し、メンバーは宇宙服風の衣装に身を包んで登場しました。観客を宇宙旅行に誘うという斬新なコンセプトのもと、バンドメンバーは特別な添乗員として、様々な映像技術を駆使し、観客を魅了しました。これこそがスタ☆レビのライブの醍醐味であり、会場の雰囲気は一気に盛り上がりました。
パフォーマンスでは、最新アルバムからの楽曲に加え、なんと約20年ぶりに披露される楽曲もあり、約3時間にわたるライブはあっという間に過ぎ去りました。観客は、まるで時空を超えた旅をしているかのように、音楽の魔法に包まれていました。演奏が終わると、観客は大きな拍手と歓声をもって彼らの演奏に応えました。
最も感動的だったのは、アンコールの瞬間です。喉頭がんの影響で声帯を切除したボーカリストの林が、療養中にも関わらずステージに飛び入り参加し、パーカッションを披露しました。その姿に会場は感動に包まれ、大きな拍手が送られました。林は「ツアー全てには参加できないと思いますが、できる限り多く戻ってきたい」とファンに向けて心温まる言葉を贈りました。
リーダーの根本要は「ライブの大切さを改めて感じている。これからどれくらいできるかわからないが、音楽とともに歩み続けたい」と語り、ツアー初日を締めくくりました。ここからの約3年間は、150公演を予定し、全国各地を巡る旅が始まります。
また、最新アルバム『星屑冒険王』は2025年2月26日に発売予定で、初回盤として特典やDVDも用意されています。収録曲には、過去の話題曲や新曲が含まれ、ファンにとって必見の内容になっています。特に、NHKみんなのうたとして放送されている『ナントとカナルの物語』や、過去のドラマ主題歌『はっきりしようぜ』など、バラエティに富んだ楽曲が揃っています。
これからもスターダスト☆レビューの冒険は続きます。彼らの音楽がもたらす新しい旅の数々をお見逃しなく。